『アラベスク』
原題:"Arabesque"
製作年:1966年
製作国:アメリカ合衆国
公開日:1966年5月5日(ニューヨーク)、1966年5月24日(アメリカ)、1966年7月28日(イギリス)
作品について
スタンリー・ドーネン監督・製作。
アレックス・ゴードンの小説 "The Cipher" が原作。ゴードン・コトラーのペンネーム。
スパイ・コメディ・スリラー映画。
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感想
脚本を何度か書き直したらどんどん悪くなっていったので、観客が話の粗に気づかないよう映像で魅せようとしたらしい。
宮崎駿監督・脚本・原作、スタジオジブリ制作『となりのトトロ』(1988)の、久石譲さんによる「ねこバス」をほうふつとさせる音楽。
銃撃の効果音が、昔の映画でよく使われていた「パキューン!」。現在では実銃の「パン、パン」という乾いた軽い音が使われている。
映画にはクレジットされていないが、クリスチャン・ディオールが英国アカデミー賞 衣装デザイン賞にノミネートされた。
キャスト
デヴィッド・ポロック教授:グレゴリー・ペック(城達也)
ヤスミン・アジール:ソフィア・ローレン(富永美沙子)
ネジーム・ベシュラーヴィ:アラン・バデル(田口計)
ハッサン・イエナ首相:カール・ドゥーリング(滝口順平)
シルヴェスター・ペニントン・スローン少佐:ジョン・メリヴェール(家弓家正)
ユセフ・カシム:キーロン・ムーア(加藤精三)
ラジーブ教授:ジョージ・カラリス(大木民夫)
カイル・ウェブスター:ダンカン・ラモント
ボーシャン:アーネスト・クラーク
モハメド・ルフティ:ハロルド・カスケット
ファンショー:ゴードン・グリフィン
演出:山田悦司
翻訳:山田実
効果:赤塚不二夫/PAG
調整:栗林秀年
制作:グロービジョン
初回放送:1969年12月29日『月曜ロードショー』
スタッフ
監督:スタンリー・ドーネン
脚本:ジュリアン・ミッチェル & スタンリー・プライス & ピエール・マートン(本名ピーター・ストーン)
原作:アレックス・ゴードン(本名ゴードン・コトラー)
製作:スタンリー・ドーネン
撮影監督:クリストファー・チャリス
美術監督:リース・ペンバートン
編集:フレデリック・ウィルソン
音楽:ヘンリー・マンシーニ
アソシエイトプロデューサー:デニス・ホルト
製作会社:スタンリー・ドーネン・フィルムズ
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
production manager: David W. Orton
second unit director: John M. Jordan
assistant director: Eric Rattray
second assistant directors: Terence A. Clegg (uncredited), Alan James (uncredited)
third assistant directors: Richard Hoult (uncredited), Stuart A. Black (uncredited)
makeup artist: W.T. Partleton
sound mixers: John W. Mitchell, C. Le Mesurier (as C. Le Messurier)
dubbing editor: Don Sharpe
special effects supervisor: Jim Hole (uncredited)
back projection director: Stuart A. Black (uncredited)
back projection: Charles Staffell (uncredited)