『ひぐらしのなく頃に業』第5話「綿騙し編 其の壱」
作品について
鬼騙し編はシリーズ構成のハヤシナオキさんが脚本を書いた。綿騙し編の第5話は川口敬一郎監督が脚本を執筆。スタジオディーン制作のシリーズは、第1期と第3期は○○編ごとに脚本家を統一。第2期と第4期は各話ごとに脚本家が交代。
鬼騙し編は川口敬一郎監督が絵コンテを切っていた。綿騙し編の第5話は杉島邦久監督が絵コンテを担当。○○編ごとに絵コンテ担当者が交代するのかな？ 今千秋監督の第1期と第2期は各話ごとに絵コンテ担当者が代わっていた。川瀬敏文監督の第3期と橘秀樹監督の第4期は○○編ごとに絵コンテ担当者が交代。
感想
惨劇が終わって新たな○○編が始まると日常話。
圭一がセクハラ。詩音(魅音)に。2000年代(ゼロ年代)のコンテンツをほぼそのまま2020年に持ってくると、こういうことになる。
「同情するなら飯をくれ」
野島伸司企画、高月真哉脚本、いとう斗士八脚本、山崎淳也脚本、細野英延演出、萩原孝昭演出、大平太演出『家なき子』(1994,1995)の名台詞「同情するなら金をくれ！」。安達祐実の出世作。
『ひぐらしのなく頃に』シリーズは昭和50年代(1970年代後半から1980年代前半)の設定。1994年に放送された『家なき子』の台詞を登場させていいのかな？
詩音(魅音)が圭一にお弁当を渡すショットは、背後の鏡に詩音(魅音)の姿を映すことで2人が渡していることを暗示させる演出。
キャスト
前原圭一：保志総一朗
竜宮レナ：中原麻衣
園崎魅音 / 園崎詩音：ゆきのさつき
北条沙都子：かないみか
古手梨花：田村ゆかり
羽入：堀江由衣
大石蔵人：茶風林
富竹ジロウ：大川透
鷹野三四：伊藤美紀
入江京介：関俊彦
第5話スタッフ
作画監督：阪本麻衣、佐藤裕子、中尾高之、金城優、築山翔太、金正宇、朴順玉
総作画監督：渡辺明夫、岩崎だいすけ、近藤源一郎、水上ろんど、伊集院いづろ、森川侑紀、日向晴香
シリーズスタッフ
原作：竜騎士07/07th Expansion
監督：川口敬一郎
助監督：池端隆史
シリーズ構成：ハヤシナオキ
キャラクターデザイン・総作画監督：渡辺明夫
美術監督：井上一宏(草薙)
美術統括：山根左帆(草薙)
色彩設計：小松亜理沙
撮影監督：戸澤雄一朗(グラフィニカ)
編集：丹彩子(グラフィニカ)
音響監督：森下広人
音響効果：八十正太(スワラプロ)
フォーリー：佐々木美行(スワラプロ)
音楽：川井憲次
音楽プロデューサー：丸山真琴
音楽制作：フロンティアワークス
プロデュース：インフィニット / 永谷敬之、池崎桂子
プロデューサー：岡村武真、石上丈太郎、平田雄工、中村誠、金子広孝、下里悟、大和田智之
アニメーションプロデューサー：西藤和広
ラインプロデューサー：伊佐岡将人
アニメーション制作：パッショーネ
製作：ひぐらしのなく頃に製作委員会
