『ひきこまり吸血姫の悶々』第3話「ひきこもり吸血姫の闇」
作品について
小林湖底さんのライトノベルが原作。
感想
おもしろい。
ミリセントにいじめられていたヴィルをコマリ様が庇い、コマリ様が次ののターゲットになったが、ヴィルは助けられなかった。だからヴィルは贖罪のためにコマリ様に尽くすと誓った。
ヴィルのお手紙がコマリ様を勇気づけた。
ベリウスがコマリ様を庇った。
いじめの手法が現代日本そっくり。
西ヨーロッパの富裕層の子女が通う寄宿学校が参考になると思う。
ブライアン・デ・パルマ監督、スティーヴン・キング原作『キャリー』(1976)はアメリカだけど、女子生徒の間に起こるいじめが題材。
マーク・ウォーターズ監督『ミーン・ガールズ』(2004)は現代アメリカの話なので、時代設定や舞台設定が合わない。
モルテン・ティルドゥム監督『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(2014)では、アラン・チューリングが教室の床下に閉じ込められるといういじめを受けていた。
演出
ミリセントによる襲撃シーンはダッチアングルを多用。スリラー演出。
ベリウスに突き飛ばされたコマリ様がミートソースを頭からかぶったり、ミリセントに襲われたヴィルの吐血がオムライスにかかったり、血液のメタファーを強調する演出。
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キャスト
テラコマリ・ガンデスブラッド:楠木ともり
ヴィルヘイズ:鈴代紗弓
サクナ・メモワール:石見舞菜香
ネリア・カニンガム:ファイルーズあい
アマツ・カルラ:島袋美由利
カレン・エルヴェシアス:日笠陽子
ミリセント・ブルーナイト:雨宮天
ガートルード:日高里菜
峰永こはる:木野日菜
メルカ・ティアーノ:上田麗奈
ティオ・フラット:水野朔
カオステル・コント:花江夏樹
ベリウス・イッヌ・ケルベロ:水中雅章
メラコンシー:畠中祐
ヨハン・ヘルダース:小林裕介
アルマン・ガンデスブラッド:福島潤
第3話スタッフ
脚本:大知慶一郎
絵コンテ:南川達馬
演出:霜鳥孝介
総作画監督:下谷智之、森谷春樹、正木優太
作画監督:瀧澤茉夕、高橋万帆、馮永旭、慧敏、明光、龍光
アクション作画監督:髙木啓明
メインスタッフ
原作:小林湖底
キャラクター原案:りいちゅ
監督:南川達馬
シリーズ構成・脚本:大知慶一郎
キャラクターデザイン:下谷智之
サブキャラクターデザイン:倉橋N濘、阿見圭之介
プロップデザイン:髙木あゆみ
アクションディレクター:髙木啓明
色彩設計:林由稀
美術監督:葛琳
美術設定:高橋麻穂
撮影監督:上條智也
3DCG監督:濱村敏郎
編集:丹彩子
音響監督:高橋剛
音響効果:今野康之
フォーリーアーティスト:朝倉渚
音楽:椎名豪
編曲:真部裕、中村博、宮野幸子、椎名豪
音楽制作:DMM.com
劇伴制作協力:豪剣、SIKAKU、SHANGRI-LA INC、イマジン
プロデューサー:岡田昭彦、尾崎源太、松本一貴、木梨美涼、和田卓治、兼光一博、尾山仁康、尾形光広、福井詔雄
アニメーションプロデューサー:糀谷智司
アニメーション制作:project No.9
製作:ひきこまり製作委員会
企画:鶴田直一、許樹人、宇佐美亮祐、裴衍杰、金子広孝、宇佐義大、丸山創、篠崎文彦、松原勝彦
宣伝プロデューサー:狩野裕明
原作協力:GA文庫編集部、杉浦誉典