映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

トップ > 映画 > 『ジョーズ2』の感想

『ジョーズ2』の感想

映画 映画-洋画 映画-洋画-洋画さ行

『ジョーズ2』
原題: Jaws 2
製作年：1978年
製作国：アメリカ合衆国

 

 

作品について

ヤノット・シュワルツ監督。

リチャード・D・ザナック プロデューサー、デヴィッド・ブラウン プロデューサー。

スティーヴン・スピルバーグ監督『ジョーズ』(1975)の続編。

films.hatenablog.com

スリラー映画。

 

 

2022年3月7日、BSテレ東が吹き替え版を新録して放送した。2004年5月13日『木曜洋画劇場』で放送した『ジョーズ』テレビ東京版で、マーティン・ブロディ(ロイ・シャイダー)を演じた羽佐間道夫さんによるバージョン。
https://www.fukikaeru.com/?p=17475
https://www.fukikaeru.com/?p=17591
https://www.fukikaeru.com/?p=17630

www.tv-tokyo.co.jp

 

のちに『ジョーズ3』(1983)を監督するジョー・アルヴスが、プロダクションデザイナーとアソシエイトプロデューサーを務めた。

 

 

Amazon

ジョーズ2 (字幕版)

ジョーズ2 (字幕版)

Amazon
ジョーズ2 [Blu-ray]

ジョーズ2 [Blu-ray]

Amazon

 

 

 

感想

スティーヴン・スピルバーグ監督『ジョーズ』は子どものときから何度も観てきたけれど、続編は初めて観る。

ストーリーテリングの段取りは正統派。後のサメ映画と比べて。人間のドラマが主菜、ホラー要素は副菜。

序盤からサメの姿を見せている。

第1作は中盤から男性3人のサメを駆除する冒険の話だった。第2作では若者たちや子どもの話が多く描かれている。

大人たちはかつての事故を思い出してサメに怯え、過剰反応を引き起こす。一刻も早くサメを駆除したい人たちと、パニックを防ぎたい人たちの、見解の相違。

 

凡百のサメ映画。

やはりスティーヴン・スピルバーグ監督は非凡であると感じさせられた。

恐怖の対象の見せ方、つまり演出。何を見せ、何を見せないか、つまり演出と撮影。話のリズム、つまり編集。

 

 

キャスト

マーティン・ブロディ：ロイ・シャイダー；滝田裕介、羽佐間道夫
エレン・ブロディ：ロレイン・ゲイリー；寺田路恵、高島雅羅
ラリー・ボーン市長：マーレイ・ハミルトン；細井重之、銀河万丈
レン・ピーターソン：ジョセフ・マスコロ；嶋俊介、大塚芳忠
ジェフ・ヘンドリックス：ジェフリー・クレイマー；円谷文彦、堀内賢雄
エルキンス博士：コリン・ウィルコックス；渡辺知子、勝生真沙子
ティナ・ウィルコックス：アン・デューセンベリー；山本千鶴、豊崎愛生
マイク・ブロディ：マーク・グルナー；永久勲雄、武内駿輔
トム・アンドリュース：バリー・コー；秋元羊介、丸山壮史
老婦人：スーザン・フレンチ；鈴木れい子
アンディ：ゲイリー・スプリンガー；田中亮一、落合福嗣
ジャッキー：ドナ・ウィルクス；佐々木優子、朝井彩加
エド：ゲイリー・デュビン；船木浩行、須藤翔
ポロ：ジョン・デュカキス； - 、多田啓太
ティミー：G・トーマス・ダンロップ；小山梓、吉野貴大
ラリー：デヴィッド・エリオット；塩沢兼人、平野潤也
ショーン・ブロディ：マーク・ギルピン；鈴木一輝、大谷育江
ダグ：キース・ゴードン；鳥海勝美、金子大樹
ルーシー：シンシア・グローヴァー；佐々木るん、青山玲菜
パトリック：ベン・マーレイ； - 、杉山シンヤ
マージ：マーサ・スワテック； - 、棟方真梨子
ボブ：ビリー・ヴァン・ザント；曽我部和行、冨沢竜也
ブルック：ギギ・ヴォーガン；木藤玲子、松本沙羅
ヘリコプター操縦士：ジェリー・M・バクスター；村松康雄
ダイアン(スキーボート運転手)：ジーン・コルター；河合ゆめの
レニー     エイプリル・ギルピン：住田理恵
海水浴場監視員：ウィリアム・グリフィス；小島敏彦、友島光貴
レッド：コル・レッド・マクリーン
レニーの母：キャシー・ウィルソン
フィル・フォガティー：ハーブ・ミュラー；亀井三郎、岩崎ひろし
スパーキー：トーマス・A・スチュワート； - 、板取政明
タフト夫人：ジェーン・コートニー；有馬端子
ハリー・ワイズマン：アル・ワイルド；矢田稔
ポズナー氏：シプリアン・フィル・デュベ；秋元羊介
シルヴェラ夫人：メアリー・A・ガフニー；藤夏子、新井笙子
不平を言う男：ウィリアム・ビル・グリーン；高木二朗

日本テレビ版
その他：
中島喜美栄
土方結香
和栗正明
田中秀幸

BSテレ東版
その他：
田村千恵
田島章寛
鵜澤正太郎

 

日本テレビ版
演出：壺井正
翻訳：飯嶋永昭
調整：栗林秀年
効果：PAG
制作：グロービジョン
初回放送：1982年9月29日『水曜ロードショー』本編約116分 BD収録 ※劇場公開版本編を基に制作

BSテレ東版
演出：高橋剛
翻訳：平田勝茂
制作：BSテレ東、HALF H・P STUDIO
初回放送：2022年3月7日『シネマクラッシュ』本編ノーカット ※DVD版本編を基に制作

 

 

スタッフ

監督：Jeannot Szwarc (日本語表記：ヤノット・シュワルツ / ジュノー・シュウォーク)
脚本：カール・ゴットリーブ and ハワード・サックラー
原作(キャラクター創造)：ピーター・ベンチリー
製作：リチャード・D・ザナック、デヴィッド・ブラウン
アソシエイトプロデューサー：ジョー・アルヴス
撮影監督：マイケル・C・バトラー
編集：スティーヴ・ポッター、アーサー・シュミット、ニール・トラヴィス
音楽：ジョン・ウィリアムズ
製作会社：ザナック/ブラウン・カンパニー
配給：ユニバーサル・ピクチャーズ

 

プロダクションデザイン：Joe Alves
美術監督：W. Stewart Campbell, Gene Johnson
セット装飾：Philip Abramson
衣装デザイン：Bill Jobe

hair stylist: Philip Leto
makeup artists: Robert Jiras, Rick Sharp, Ron Snyder, Dorothy Parkinson (uncredited)

unit production manager: Bill Badalato
production manager: Tom Joyner
second unit unit production manager: Tony LaMarca (uncredited)

second unit director: Joe Alves

first assistant directors: Scott Maitland, Don Zepfel
second assistant directors: Kathy Marie Emde, Beau Marks
second unit assistant director: Wilbur Mosier

property master: Gary Seybert

sound: James R. Alexander (as Jim Alexander)
sound rerecording: Robert L. Hoyt
sound effects editor: James Troutman (as Jim Troutman)

special mechanical effects: Roy Arbogast, Robert A. Mattey

 

 

更新履歴

2020年8月16日 23:00 投稿
2022年3月7日 21:00 加筆