『彼女が公爵邸に行った理由』第1話「彼女が取引した理由」
作品について
Milcha著の韓国のウェブ小説、及びWhale作画のウェブトゥーンが原作。原題は "그녀가 공작저로 가야 했던 사정"。
山元隼一さんが監督。『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』(2022)の監督・脚本。
広田光毅さんがシリーズ構成・脚本。岩﨑太郎監督『虫かぶり姫』(2022)のシリーズ構成・脚本。
橋本治奈さんがキャラクターデザイン・総作画監督。初キャラクターデザイン。渡辺歩監督、中野悟史副監督『サマータイムレンダ』(2022)の作画監督をローテーションで務めていた。
颱風グラフィックスがアニメーション制作。
感想
「なろう」ではないのに、異世界転生。前世の主人公は屋上から突き落とされた。韓国の異世界転生は漢江の橋から飛び降りるものが多いらしい。
韓国のウェブ小説やウェブトゥーンはまったく知らないので興味深い。韓国ドラマや韓国映画は観ているけれど。
中国アニメや中国原作の日本アニメは登場人物の感情や行動原理、作中の倫理や笑いのツボなどが日本とは違っていて興味深い。韓国ドラマや韓国映画を観なれているからか、『彼女が公爵邸に行った理由』には違和感を覚えない。
韓国ドラマの脚本家は、日本の少女漫画やアニメの影響を受けた人が多いそうだ。
レリアナとノアは共犯関係に。
颱風グラフィックスは元請け制作できるのだろうかと思っていたら、第1話からグロス会社に投げている。
山元隼一監督は以前IMAGICAイメージワークスで監督していた。(2018年10月1日付で株式会社IMAGICA Lab.に吸収合併された。)
かつて存在した株式会社IMAGICAイメージワークスは、現在は株式会社イマジカデジタルスケープのイメージワークス部になったのか。IMAGICA GROUP 傘下にROBOTやOLM、ポストプロダクションのIMAGICAエンタテインメントメディアサービスと IMAGICA Lab. がある。
でも作画監督や原画、動仕は実質、韓国のSynodが請け負っている。近年のディオメディア作品のクオリティを支えている会社。
Blu-ray Disc
キャスト
レリアナ・マクミラン / 花咲凛子:宮本侑芽
ノアボルステア・ウィンナイト:梅原裕一郎
アダム・テイラー:梅田修一朗
キース・ウエスタンバーグ:土岐隼一
ヒーカー・デミント:石田彰
ジャスティン・シャマル:杉田智和
ビビアン・シャマル:矢野優美華
シアトリヒ・ニューリアル・チェイモス:諏訪部順一
ジョンデーン・マクミラン:金城大和
ローズマリー・マクミラン:近貞月乃
フレンチ・ブルックス:岸尾だいすけ
ジェイク・ラングストン:吉野裕行
第1話スタッフ
脚本:広田光毅
絵コンテ・演出:山元隼一
総作画監督:橋本治奈
総作画監督補佐:蒼依ふたば
作画監督:石川慎亮、noroanna、Mubon Hyeong Jun、Ryu Joong Hyeon、Jeon Hyun Jin
制作協力 イマジカデジタルスケープ イメージワークススタジオ
メインスタッフ
原作:Milcha
漫画:Whale
監督:山元隼一
シリーズ構成:広田光毅
キャラクターデザイン・総作画監督:橋本治奈
プロップデザイン:枝松聖
色彩設計:日比智恵子
美術監督・美術設定:加藤賢司
撮影監督:船越雄弦
3DCGディレクター:渡辺哲也
編集:茶圓一郎
音響監督:えびなやすのり
音響効果:今野康之
音楽:井内啓二
音楽制作:ランティス
プロデューサー:松永孝之、臼井久人、朴珍海、本多光、礒谷徳知、竹山茂人、内山祐紀、瀬川昇
アニメーションプロデューサー:櫻井崇
アニメーション制作:颱風グラフィックス
製作:「彼女が公爵邸に行った理由」製作委員会