『鬼滅の刃 無限列車編』第1話「炎柱・煉獄杏寿郎」
作品について
外崎春雄監督『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020)に新規シーンを追加し全7話に再編集した、テレビアニメ『「鬼滅の刃」 無限列車編』。
第1話は煉獄杏寿郎が無限列車へ乗り込むまでの道程。
フジテレビ系が放送するが、あくまで放送権を購入して先行放送するだけ。フジテレビは製作委員会に出資していない。
感想
待ちに待った第2期第1話のしょっぱなから地震速報。BS11で録画するのが正しいようだ。
アニメオリジナルストーリー。
ufotableは社長や従業員が脚本を書いている。だからufotableのアニオリはだめ。
ufotableの数少ない欠点の1つが、プロの脚本家を雇わないこと。
ufotableが優れているのは撮影(コンポジットと視覚効果)。ufotable作品が「作画がいい」と思われているのは、実はこの撮影のおかげ。撮影の力によるところが大きい。
戦闘描写・アクションシーンは3Dレイアウトと3D背景と3DCGの恩恵を受けている。そのおかげで(CGIを多用する)実写映画と同様のカメラワークが可能となった。
もしufotableから撮影スタッフと3DCGスタッフが全員いなくなったら、皆に認識されているような「ufotable作品」はもう制作できないだろう。
演出
煉獄杏寿郎の残心と、おばあさんの20年前の記憶のモンタージュ。
キャスト
竈門炭治郎：花江夏樹
竈門禰󠄀豆子：鬼頭明里
我妻善逸：下野紘
嘴平伊之助：松岡禎丞
煉󠄁獄杏寿郎：日野聡
魘夢(下弦の壱)：平川大輔
猗窩座：石田彰
第1話スタッフ
脚本：ufotable
絵コンテ：栖原隆史
演出：下村晋矢
総作画監督：松島晃
作画監督：永森雅人、田中敦士、石後夏奈、藤原将吾、渡邉八恵子、佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
原画作画監督：坂東美佳
メインスタッフ
原作：吾峠呼世晴
監督：外崎春雄
脚本制作：ufotable
キャラクターデザイン・総作画監督：松島晃
サブキャラクターデザイン：佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン：小山将治
色彩設計：大前祐子
美術設定：木村雅広
コンセプトアート：衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里
撮影監督：寺尾優一
3D監督：西脇一樹
編集：神野学
音楽：梶浦由記、椎名豪
企画：岩上敦宏、瓶子吉久、大好誠
プロデューサー：三宅将典、高橋祐馬、藤尾明史
制作担当：松本秋乃、篠原啓吾、戸田隆志
制作マネージャー：鈴木龍
システムマネージャー：笠原健一郎
制作プロデューサー：近藤光
アニメーション制作：ufotable
製作：アニプレックス、集英社、ufotable
