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百合とアニメと映画の感想

『魔女の旅々』第3話の感想

『魔女の旅々』第3話「花のように可憐な彼女 / 瓶詰めの幸せ」

 

 

感想

短編2編の詰め合わせ。

 

サブタイトルから本編冒頭にかけて使われたフルートソロの劇伴が綺麗。

宮崎駿監督、高畑勲製作、トップクラフト制作『風の谷のナウシカ』(1984)の「風の谷」みたい。

花畑に魅了された人間を捕獲して吸収する食人植物。

まさしく『風の谷のナウシカ』。

 

花畑や草原が舞台。植物でつないだ話数。

村長に怯えている様子のニノ。使用人。東の国で奴隷として買われた。村長に虐待されている。

水差しやカップを3DCGで描いているなと思ったら、魔法で修復した描写をするためか。

エミルが良かれと思ってニノにした優しさは、かえって彼女を追い詰めてしまった。幸せを知ってしまうと、今の状況との落差が際立つ。だから絶望する。

哀しい話。

 

 

寓話。アレゴリー。後味の悪い話も含まれる。『魔女の旅々』はそういう作品。

 

 

キャスト

イレイナ:本渡楓
サヤ:黒沢ともよ
フラン:花澤香菜
アムネシア:小原好美
シーラ:日笠陽子
アヴィリア:岡咲美保

 

 

第3話スタッフ

脚本:筆安一幸
絵コンテ・演出:髙橋順

作画監督:三島千枝
作画監督補佐:齋藤温子、久保奈都美、横山友紀
総作画監督長森佳容

 

 

シリーズスタッフ

原作:白石定規
キャラクター原案:あずーる
監督:窪岡俊之
シリーズ構成・脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:小田武士
総作画監督:小田武士、矢向宏志、長森佳容、河野絵美、吉田巧介
コンセプトデザイン:内尾和正
魔法エフェクト監修:宝井俊介
色彩設計:高木雅人
美術設定:滝口勝久(スタジオちゅーりっぷ)
美術監督:合六弘(マカリア)
プロップデザイン:水村良男
3Dディレクター:向純平
撮影監督:桑良人、板倉あゆみ
特殊効果:イノイエシン
編集:柳圭介
音響監督:藤田亜紀子
音響効果:八十正太
音楽:AstroNoteS
音楽プロデューサー:臼倉竜太郎
音楽制作:ランティス
プロデューサー:菊島憲文、秋田規行、長谷川嘉範、吉江輝成、礒谷徳知、尾形光広
制作統括:山田良輔
アニメーションプロデューサー:早坂一将
アニメーション制作:C2C
製作:魔女の旅々製作委員会