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百合とアニメと映画の感想

『魔女の旅々』第6話の感想

『魔女の旅々』第6話「正直者の国」

 

 

作品について

PRAの制作グロス回。C2Cは『はるかなレシーブ』でも『ひとりぼっちの○○生活』でも3話数を制作グロスに出していた。単独で元請け制作を始めて3年目で、社内で大半の話数を制作するキャパシティがあるのは優秀だと思う。

 

 

感想

「嘘つきが存在しない国」などという設定を聞くと、該当する人間は粛清されるから1人もいない、という印象を抱く。
この「正直者の国」は、国王が持つ不思議な剣の力で嘘をつけないらしいが。

再会に感動するサヤの表情芝居と、無表情なイレイナの対比。2人のショットを交互に何度も何度も繰り返し見せるモンタージュ

エイヘミアは恋心を抱いた国王のために魔法を使い声を失った。ハンス・クリスチャン・アンデルセン作の童話『人魚姫』かな? あるいはこの童話をもとにした、ジョン・マスカー監督、ロン・クレメンツ監督、ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション制作/製作『リトル・マーメイド』(1989)とか。

エウフェミア(ユーフェミア; Euphemia)は古代ギリシア語で"well-spoken"という意味を持つ女性の名前。

en.wikipedia.org

イレイナとベッドやトイレやお風呂を共にしたいサヤ。

魔法が解けて、エイヘミアと国王がいい感じに。

サヤの故郷に伝わる約束のおまじない「指切り」。

 

 

演出

相澤伽月さんが絵コンテ、嵯峨敏さんが演出処理。偶然だけど、今週の『ヒプノシスマイク』第6話と同じ絵コンテ・演出コンビ。作業した時期は『魔女の旅々』と別々だろうけれど。

films.hatenablog.com

 

 

キャスト

イレイナ:本渡楓
サヤ:黒沢ともよ
フラン:花澤香菜
アムネシア:小原好美
シーラ:日笠陽子
アヴィリア:岡咲美保

 

 

第6話スタッフ

脚本:筆安一幸
絵コンテ:相澤伽月
演出:嵯峨敏

作画監督:手島典子
総作画監督:小田武士、矢向宏志

 

制作協力:ピー・アール・エー

 

 

シリーズスタッフ

原作:白石定規
キャラクター原案:あずーる
監督:窪岡俊之
シリーズ構成・脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:小田武士
総作画監督:小田武士、矢向宏志、長森佳容、河野絵美、吉田巧介
コンセプトデザイン:内尾和正
魔法エフェクト監修:宝井俊介
色彩設計:高木雅人
美術設定:滝口勝久(スタジオちゅーりっぷ)
美術監督:合六弘(マカリア)
プロップデザイン:水村良男
3Dディレクター:向純平
撮影監督:桑良人、板倉あゆみ
特殊効果:イノイエシン
編集:柳圭介
音響監督:藤田亜紀子
音響効果:八十正太
音楽:AstroNoteS
音楽プロデューサー:臼倉竜太郎
音楽制作:ランティス
プロデューサー:菊島憲文、秋田規行、長谷川嘉範、吉江輝成、礒谷徳知、尾形光広
制作統括:山田良輔
アニメーションプロデューサー:早坂一将
アニメーション制作:C2C
製作:魔女の旅々製作委員会(KADOKAWASBクリエイティブムービックランティスAT-X角川メディアハウス)