映画の後には紅茶とお菓子を

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『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の感想

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
原題: Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
製作年:2004年
製作国:イギリス、アメリカ合衆国

 

 

作品について

アルフォンソ・キュアロン監督。

クリス・コロンバス プロデューサー。

デヴィッド・ヘイマン プロデューサー。

J.K.ローリングのベストセラー小説が原作。全7巻がある程度同じスタッフやほぼ同じキャストによって全8作の映画シリーズになった。

 

金曜ロードショー

日本テレビ金曜ロードショーで「4週連続ハリポタ&ファンタビ祭り」として放送。21:00-23:24。30分拡大。

kinro.ntv.co.jp

 

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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (吹替版)

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (字幕版)

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

感想

Wizard's Collection (Blu-ray Disc Box)を持っているけれど、テレビ放送を観た。何度観てもおもしろい。

 

ジョン・ウィリアムズさんの音楽はいつ聞いてもいい。

Harry Potter - The John Williams Soundtrack Collection (CD-Box)を持っている。

lalalandrecords.com

 

スチュアート・クレイグさんが率いる美術が素晴らしい。『ファンタスティック・ビースト』シリーズでもプロダクションデザインを担当している。

ハリー・ポッター』シリーズは実在のイギリスの風景や歴史ある建造物をふんだんに撮影している。それがホグワーツ魔法魔術学校やホグワーツ城の歴史を醸し出している。

 

 

演出

暴れ柳で季節の移り変わりを見せる演出が好き。

 

アルフォンソ・キュアロン監督は長回し(long takes)の演出をよく使うことで知られている。パブ「漏れ鍋」でウィーズリーおじさんが、何があってもシリウス・ブラックと関わらないようにと諭したシーンは、2人が他人に聞かれないよう移動しながら会話する。どんどん暗い場所に移動し、2人が柱の影に隠れてシルエットになる。シリウス・ブラックに命を狙われているという話に合わせた、素晴らしい演出。

 

ステディカム(Steadicam)を多く使って撮影した。カメラがキャラクターを追いかける。

 

 

 

Albus Dumbledore

アルバス・ダンブルドア校長を演じたリチャード・ハリスは、『秘密の部屋』公開前に死去した。同じくアイルランド出身の俳優マイケル・ガンボンダンブルドア役を引き継いだ。

Sir Michael Gambon は、マイケル・マン監督『インサイダー』(1999)、ティム・バートン監督『スリーピー・ホロウ』(1999)の村の地主バルタス・ヴァン・タッセル、マクゴナガル役の Dame Maggie Smith と共演した、ロバート・アルトマン監督・製作、ジュリアン・フェロウズ脚本『ゴスフォード・パーク』(2001)のウィリアム・マッコードルなどで知られている。また『ハリー・ポッター』シリーズと並行して、トム・フーパー監督『英国王のスピーチ』(2010)で、主人公ジョージ6世の父ジョージ5世を演じた。他にも、ベネディクト・カンバーバッチと共演した、マイケル・アプテッド監督『アメイジング・グレイス』(2006)がある。

 

Sir イアン・マッケランとの噂もあったが、ピーター・ジャクソン監督『指輪物語』シリーズのガンダルフと似たような役を演じるのは遠慮したいと断った。

リチャード・ハリスの遺族は、親友であるピーター・オトゥールに後を継いでほしいと希望していたそうだ。

 

 

 

Sirius Black

ゲイリー・オールドマンシリウス・ブラックを演じた。Gary Oldman はエキセントリックな役を多く演じている。リュック・ベッソン監督『レオン』(1994)などの残虐描写がある悪役などで有名。

Gary Oldman は子煩悩な父親としても知られており、シリウス・ブラック役を引き受けたのは自分の子どもと一緒に楽しめる映画に出演したいと希望していたから。

近年では、ジョー・ライト監督『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(2017)でアカデミー主演男優賞を受賞した。

 

 

Remus Lupin

デイビッド・シューリスがリーマス・ルーピンを演じた。David Thewlis は『賢者の石』でクィリナス・クィレル役のオーディションを受けていた。アルフォンソ・キュアロン監督が選んだ最初のルーピン役候補だった。クィレルを演じたイアン・ハートから、ルーピン役を引き受けるように勧められたそうだ。ルーピン教授は"the best part in the book"だと言われたと。

 

 

Sybill Trelawney

エマ・トンプソンがシビル・トレローニー教授を演じた。その奇抜なお芝居からは、到底 Emma Thompson だとはわからない。

カズオ・イシグロの小説を原作にした、ジェームズ・アイヴォリー監督『日の名残り』(1993)などで知られている。

ディズニーアニメーションを実写化した、ビル・コンドン監督『美女と野獣』(2017)でエマ・ワトソンと再び共演した。

 

 

俳優

スリザリンの女子生徒パンジー・パーキンソンを演じたジュヌヴィエーヴ・ゴーントは美少女だったのだが、その後の映画では別の俳優がキャスティングされた。
他にも脇役の生徒も大人も、何人も交代している。

 

 

 

製作

クリス・コロンバス監督は、『賢者の石』のポストプロダクションをしながら『秘密の部屋』のプリプロダクションをしなければならなかったとインタビューで語った。大変な時期だったと。*1

このような大作映画は撮影開始前の時点ですでに公開日が決まっている。すでに決まっている公開日までの短期間では満足できるクオリティの映画を制作できないという理由で、映画監督が仕事を降りるのはよくある。映画はプロデューサーのもの(より正確には製作会社と映画スタジオのもの)なので、議論して意見のすり合わせを試みても落としどころを見つけられない場合は監督が辞める。

当初はクリス・コロンバス監督は全7作を監督するつもりだったけれど、第1作と第2作を続けて監督し疲弊してしまったため、第3作の監督を降板した。監督はしないものの、プロデューサーとして作品を支えた。
また、家族との時間を大切にしたいからという理由もあったそうだ。前2作の制作期間中は、毎週平日はイギリスのリーブスデン・スタジオ*2で『ハリー・ポッター』の作業を行い、金曜夜にサンフランシスコに帰り週末を家族と過ごし、月曜朝にロンドンに戻る、という生活を続けていた。

アルフォンソ・キュアロン監督が監督した。

プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンは、それぞれの映画に十分な制作期間を与えるため、18か月ごとに映画を制作することにした。

 

 

撮影

クリス・コロンバス監督は、『賢者の石』のジョン・シール撮影監督や『秘密の部屋』のロジャー・プラット撮影監督と、パナビジョンの Panaflex Millennium や Panaflex Millennium XL や Panaflex Platinum のカメラと Panavision Primo Lenses のレンズを好んで使っていた。

アルフォンソ・キュアロン監督はマイケル・セレシン撮影監督と、Arri(アーノルド&リヒター)の Arricam LT や Arricam ST や Arriflex 435 Advanced と Cooke Optics の Cooke S4 Lenses を好んで使用した。

特にレンズは映像の質感がこれで決まるため、監督や撮影監督は目指すビジョンに合わせてレンズを選ぶ。

 

ハリー・ポッター』シリーズは『アズカバンの囚人』以降、デジタルカラーグレーディングを行うようになった。一般的に監督、撮影監督、プロデューサーの方針で色彩を調整する。
クリス・コロンバス監督はジョン・シール撮影監督やロジャー・プラット撮影監督と、撮影時のレンズフィルターや現像所でのカラータイミングで色彩を作っていた。

 

 

Alfonso Cuarón

アルフォンソ・キュアロン監督は当時は『リトル・プリンセス』(1995)、『大いなる遺産』(1998)、『天国の口、終りの楽園。』(2001)などの映画で評価されていたが、大きな実績はなかった。『アズカバンの囚人』をきっかけに飛躍し、『トゥモロー・ワールド』(2006)を発表。

ゼロ・グラビティ』(Gravity)(2013)で監督賞を含むアカデミー賞を総なめした。"Gravity"は『ハリー・ポッター』シリーズの縁で、デヴィッド・ヘイマンと共同で製作した。製作会社は David Heyman の Heyday Films と Alfonso Cuarón の Esperanto Filmoj が担当。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を監督したことでVFX(CGI)を多用する映画の経験になり、VFX(CGI)が中心の"Gravity"につながった。デヴィッド・ヘイマンとともにプロデューサーとしてアカデミー作品賞にノミネートされた。

そして『ROMA/ローマ』(2018)で再びアカデミー監督賞を受賞した。また、撮影監督を兼任していてアカデミー撮影賞を受賞。さらにアカデミー外国語映画賞*3も受賞した。こちらもプロデューサーとしてアカデミー作品賞にノミネートされた。

 

 

美術・衣装

『アズカバンの囚人』で美術や衣装が一新された。スコットランドでロケーション撮影したことで、ホグワーツ魔法魔術学校がスコットランドに存在することが明確に描かれた。ホグワーツ城やハグリッドの小屋の設定が変更された*4

また生徒たちは制服よりも、ティーンエイジャーらしいカジュアルな服装をするようになった。

 

 

ロゴ

Warner Bros. Pictures の WB Shield logo や題名ロゴが前2作までの金色から暗い銀色に変わった。話が進むにつてどんどん暗くなっている。

 

 

音楽

新学期に合唱団が歌う「ダブル・トラブル」(Double Trouble)は、ジョン・ウィリアムズが作曲した。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』に登場する、3人の魔女の言葉から歌詞がとられている。

また、一般発売されたサウンドトラックCDには収録されていないけれど、ホグズミード村で合唱団が歌っていた"A Winter's Spell"もジョン・ウィリアムズが作曲した。

『アズカバンの囚人』の音楽にはジャズが取り入れられている。ジョン・ウィリアムズジュリアード音楽院の学生時代、ジャズクラブでジャズピアニストのアルバイトをしていた。

 

 

エンディング

エンドクレジットは、「忍びの地図」にスタッフやキャストの一覧が書かれている。足跡が動き回っていたりする。
この End Title Sequence は Capital FX が制作した。

 

 

著作権

『秘密の部屋』の著作権表記は MIRACLE Productions GmbH & Co. KG となっている。また『アズカバンの囚人』の著作権表記は P of A Productions Limited となっている。『ハリー・ポッター』シリーズの著作権表記がワーナー・ブラザースになっていないのはこの2作品だけ。けれど対外的には Warner Bros. Entertainment Inc. が著作権を含む知的財産を保有していることになっている。2社とも、それぞれ『秘密の部屋』『アズカバンの囚人』でしか製作会社としてクレジットされていない。つまり第2作と第3作だけ映画製作のための会社を設立して、契約や権利処理を一元化したということだろうか。P of A Productions Limited は "the Prisoner of Azkaban" の省略だろうし。

 

 

キャスト

ハリー・ポッターダニエル・ラドクリフ小野賢章
ロン・ウィーズリールパート・グリント、常盤祐貴
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン須藤祐
シリウス・ブラック:ゲイリー・オールドマン辻親八
リーマス・ルーピン:デイビッド・シューリス、郷田ほづみ
ピーター・ペティグリュー:ティモシー・スポール茶風林
アルバス・ダンブルドアマイケル・ガンボン永井一郎
セブルス・スネイプ:アラン・リックマン土師孝也
ミネルバ・マクゴナガル:マギー・スミス谷育子
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン、斎藤志郎
シビル・トレローニー:エマ・トンプソン幸田直子
アーガス・フィルチ:デイビッド・ブラッドリー、青野武
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン、三枝享祐
ネビル・ロングボトム:マシュー・ルイス、上野容
フレッド・ウィーズリー:ジェームズ・フェルプス、尾崎光洋
ジョージ・ウィーズリー:オリバー・フェルプス、尾崎光洋
バーノン・ダーズリー:リチャード・グリフィス楠見尚己
ペチュニア・ダーズリー:フィオナ・ショウ、さとうあい
ダドリー・ダーズリー:ハリー・メリング、忍足航己
マージョリー・ダーズリー:パム・フェリス、磯辺万沙子
モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ一龍斎貞友
アーサー・ウィーズリー:マーク・ウィリアムズ梅津秀行
ジニー・ウィーズリー:ボニー・ライト、山田千晴
ビンセント・クラッブ:ジェイミー・ウェイレット
グレゴリー・ゴイル:ジョシュア・ハードマン
パンジー・パーキンソン:ジュヌヴィエーヴ・ゴーント
シェーマス・フィネガン:デヴォン・マーレイ、渡辺悠
ディーン・トーマス:アルフレッド・イーノック、山本隆平
パーシー・ウィーズリー:クリス・ランキン、宮野真守
ラベンダー・ブラウン:ジェニファー・スミス
パーバティ・パチル:Sitara Shah、沢城みゆき
パドマ・パチル:シャロン・サンドゥー
アンジェリーナ・ジョンソン:ダニエル・テイラー
ベム:Ekow Quartey、勝杏里
コーネリウス・ファッジ:ロバート・ハーディ篠原大作
ワルデン・マクネア:ピーター・ベスト
スタン・シャンパイク:リー・イングルビー、岸尾だいすけ
アーニー・プラング:ジミー・ガードナー
トム:ジム・タバレ、石田彰
太った婦人:ドーン・フレンチ、北薗るみ子
ドガン卿:ポール・ホワイトハウス
マダム・ロスメルタ:ジュリー・クリスティ弥永和子
シュランケン・ヘッドの声:レニー・ヘンリー、落合弘治
漏れ鍋の掃除婦:アビー・フォード、小飯塚貴世江
ビル・ウィーズリー:リチャード・フィッシュ
チャーリー・ウィーズリー:アレックス・クロックフォード
ジェームズ・ポッター:エイドリアン・ローリンズ
リリー・ポッター:ジェラルディン・ソマーヴィル
魔法使い:ウォーウィック・デイビス佐々木睦
漏れ鍋の男:イアン・ブラウン(カメオ出演)

 

その他:
田中英樹、鶴博幸高城元気

 

演出:木村絵理子
翻訳:岸田恵子
翻訳監修:松岡佑子
録音:高久孝雄、田中和成、金谷和美、池田裕貴
編集:オムニバス・ジャパン
録音:高久孝雄、田中和成、金谷和美、池田裕貴
プロデューサー:尾谷アイコ、小出春美
日本語版制作:ワーナー・ホーム・ビデオ、東北新社

 

 

スタッフ

監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:スティーブ・クローブ
原作:J・K・ローリング
製作:デヴィッド・ヘイマン、クリス・コロンバス、マーク・ラドクリフ
製作総指揮:マイケル・バーナサン、カラム・マクドゥガル、ターニャ・セガーチェン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
撮影監督:マイケル・セレシン
編集:スティーヴン・ワイズバーグ
製作会社:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、ヘイデイ・フィルムズ、1492ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース映画

 

 

キャスティングディレクター:Jina Jay

プロダクションデザイナー:スチュアート・クレイグ (Stuart Craig)
美術監督:Neil Lamont as supervising art director; Andrew Ackland-Snow as senior art director; Alan Gilmore, Steven Lawrence, Gary Tomkins, Alexandra Walker
セット装飾:ステファニー・マクミラン (Stephenie McMillan)
衣装デザイン:ジャニー・ティマイム (Jany Temime)

特殊メイクアップデザイナー:ニック・ダドマン (Nick Dudman)

第二班監督:Peter MacDonald

sound designer: Richard Beggs
supervising sound editors: Richard Beggs as co-supervising sound editor, David Evans as co-supervising sound editor
re-recording mixers: Matthew Gough, Mike Prestwood Smith, Michael Semanick

 

特殊効果スーパーバイザー:ジョン・リチャードソン (John Richardson), スティーヴン・ハミルトン (Stephen Hamilton)
クリーチャー効果デザイナー:ニック・ダドマン (Nick Dudman)

 

視覚効果スーパーバイザー:ロジャー・ガイエット (Roger Guyett), ティム・バーク (Tim Burke); Huseyin Caner, Mark Casey as additional visual effects supervisor, Richard Clarke for Double Negative, Paddy Eason for MPC, Bill George for ILM, John Lockwood for Machine, Mark Michaels for Double Negative, Karl Mooney for Framestore CFC, Charlie Noble for Double Negative, Simon Stanley-Clamp for Cinesite, Steve Street for Machine, Val Wardlaw for Baseblack, Daniel L. Smith for IBC Digital (uncredited)

視覚効果プロデューサー:Theresa Corrao, Emma Norton; Catherine Duncan for Cinesite, Stephen Elson for Baseblack, Merrin Jensen for MPC, Benjamin Porcari, Amy Robson for Machine, Sandra Scott, Dominic Sidoli for Double Negative

視覚効果制作:ILM、ムービング・ピクチャー・カンパニー、フレームストアCFC、シネサイト、ダブルネガティブ、Baseblack、Machine、Northern Lights Post

アニメーションスーパーバイザー:David Andrews, Michael Eames for Framestore CFC, Robert Hemmings for MPC, Jason McDonald for MPC

CGスーパーバイザー:David Lomax for Framestore CFC, Peter Muyzers for MPC, Kevin Sprout for ILM

miniature construction and photograhy by Cinesite Europe
model unit supervisor: José Granell

*1:映画シリーズで監督が次々に交代する理由の1つがこれ。2作品を同時並行で動かすのは身体的にも精神的にもとてもきつい。

*2:ハリー・ポッター』シリーズの製作拠点。当時の名称は Leavesden Film Studios。『ハリー・ポッター』シリーズが完結した後、ワーナー・ブラザースが恒久的なヨーロッパでの映画製作拠点にするため買収。現在の名称は Warner Bros. Studios, Leavesden。Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter として一部が一般公開されている。練馬区としまえん跡地に開業予定の屋内型テーマ施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ ハリー・ポッター」は、これの日本版。日本版では『ファンタスティック・ビースト』シリーズのレプリカも展示される。

*3:翌年2019年度の第92回アカデミー賞から「アカデミー国際長編映画賞」に名称が変更された。

*4:その後もホグワーツ城の細部の設定が変更され続けた。