映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『おかえり、はやぶさ』感想

おかえり、はやぶさ
製作年:2012年
製作国:日本

 

 

作品について

本木克英監督。

小惑星探査機「はやぶさ」を題材にしたドラマ映画。

2011年から2012年にかけて「はやぶさ」が題材の映画が3作品が製作された。

堤幸彦監督『はやぶさ/HAYABUSA』(2011)、    瀧本智行監督『はやぶさ 遥かなる帰還』(2012)とは異なり、3D制作/3D上映が売りの作品。

また、その3作より前に公開された、上坂浩光監督のドキュメンタリー映画はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTH』(2011)が高い評価を受けていた。

その中で、20世紀フォックス日本支社、東映、松竹の3社が競作した。もともと8社からそれぞれ映画製作の企画がJAXAに持ち込まれたらしい。JAXAの窓口だった阪本成一教授によると、「実話なので、話を変えるわけにはいかない。3社も残ると思わなかった」そうだ。

web.archive.org

 

 

Amazon

 

 

 

 

 

感想

家族を切り口にした物語。

 

小惑星探査機のプロジェクトには長い時間がかかるので、地上での人間のドラマに重きを置くのは必然。ただ、盛り上げようと頑張っているが、それほど盛り上がらない、という印象を受けた。

冨田勲さんの音楽。

 

成功する前までのJAXAの記者会見が、会場で閑古鳥が鳴いているのがそれっぽい。科学担当の記者くらいしか出席していない。成功したり話題になったりすると、社会部とかいろいろな部署の記者たち、そして普段は宇宙開発や科学技術などに興味を示さないメディアも会見に詰めかけるけれど。

 

 

キャスト

大橋健人:藤原竜也
野村奈緒子:杏
大橋伊佐夫:三浦友和
岩松風也:前田旺志郎
岩松多美:森口瑤子
岩松大吾:田中直樹
天野克也:カンニング竹山
山田幸一:豊原功補
大橋小夜子:宮崎美子
江本智彦:大杉漣
増沢公孝:中村梅雀
文部科学大臣:岸本加世子
与党幹事長:鶴田忍
文部科学省職員:金田明夫
JAXA職員:岡田圭右
臼田観測所職員:村井美樹
JAXA職員:石丸謙二郎
見学客:大島さと子
JAXAプロジェクトチーム:升毅
JAXAプロジェクトチーム 通信:木下ほうか
JAXAプロジェクトチーム:林泰文
JAXAプロジェクトチーム:山田純大
JAXAプロジェクトチーム:村杉蝉之介
JAXAプロジェクトチーム:趙珉和
大地泰仁
本田大輔
中林大樹
西山宏幸
佐々木崇雄
内浦純一
北山雅康
大家仁志
松永博史
下総源太朗
青山勝
小久保丈二
レポーター:矢柴俊博
中岡由佳
上路雪江
松永昭栄:田中慎二
泰千晶:臼井志保
伊東順二
玉木健嗣
倉田亜味
田口可奈子
山崎竜太郎
鯨井敦:末岡拓人
沢渡えいた:小柴亮太
大出菜々子
丸山歩夢
藤井奈々

 

 

スタッフ

監督:本木克英
脚本:金子ありさ
プロデューサー:田村健一、野地千秋、三好英明
製作総指揮:迫本淳一
企画協力:田沢連二
ラインプロデューサー:小松次郎、山田彰久
撮影:藤澤順一
美術:西村貴志
照明:金沢正夫
録音:鈴木肇
編集:川瀬功
音楽:冨田勲
VFXスーパーバイザー:村上優悦
VFX&CG:IMAGICA、シネグリーオ、スタジオソラリ、アニマロイド、QUINOGRAFIX、KeepAlive
3D映像製作:IMAGICA
映像協力:NASAゲッティイメージズデジタルグローブリモートセンシング技術センター
協力:JAXA宇宙航空研究開発機構
製作協力:松竹映像センター
製作プロダクション:松竹撮影所東京スタジオ
製作:「おかえり、はやぶさ」製作委員会(松竹、テレビ東京衛星劇場博報堂読売新聞社)
配給:松竹