映画の後には紅茶とお菓子を

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『ウエストワールド』感想

『ウエストワールド』
原題: Westworld
製作年:1973年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

マイケル・クライトン監督・脚本。

SF西部劇スリラー映画(science-fiction Western thriller film)。

続編にリチャード・T・ヘフロン監督『未来世界』(1976)がある。

1980年にテレビシリーズ"Beyond Westworld"が制作されたが打ち切り。全5話中2話は放送されなかったらしい。『未来世界』の設定を無視していたそうだ。

またHBOのテレビシリーズ『ウエストワールド』もある。ジョナサン・ノーランとリサ・ジョイがシリーズクリエイター兼ショーランナー兼エグゼクティブプロデューサー。J・J・エイブラムス、ジェリー・ワイントローブ、ブライアン・バークもエグゼクティブプロデューサー。HBO Entertainment, Kilter Films, Bad Robot Productions, Jerry Weintraub Productions, Warner Bros. Television製作。

 

 

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感想

おもしろい。

藤子・F・不二雄さんたちに影響を与えたと推測される。こだま兼嗣監督、野沢尚脚本『名探偵コナンイカー街の亡霊』(2002)とか。

アメリカよりソビエトが作りそうな映画。

 

ロボットが襲ってきたというシリアスなシーンなのに、コメディ演出。主人公が上半身裸で下半身はタオルを巻いただけ、拳銃を持って友人の部屋をノックしているところを、ホテルの女性従業員に見られ、従業員が悲鳴を上げる。主人公は部屋に突入し、友人に襲い掛かっていたアンドロイドに発砲。アンドロイドは窓から外に吹っ飛び、地面に落ちる。ここまでをスローモーションで見せる。

 

 

製作

開発

マイケル・クライトンはもともと監督するつもりはなかったが、映画化を実現させるためには自分で監督するしかなかったそうだ。1972年にABCのテレビ映画"Pursuit"を監督した。"Pursuit"はマイケル・クライトンがジョン・ラング名義で書いた小説『サンディエゴの十二時間』("Binary")が原作、脚本はRobert Dozierが執筆。翌年1973年『ウエストワールド』で長編映画監督デビュー。

プロデューサーのポール・N・ラザラス3世がマイケル・クライトンに、何故小説として書かないのかを尋ねると、この話は視覚的(visual)なので本には向かないと感じた、とマイケル・クライトンは答えた。

 

先に小説を書いたうえで、映画用脚本を書けばいいのに思う。そうすれば小説の著作権は自分が保有したままなのに。脚本は基本的に映画会社に著作権を譲渡する契約を結ぶことになる。譲渡した後は著作者ではあっても著作権者ではないので、著作権を買い取った会社がおおむね自由に使える。著作者の意に沿わない改変も当たり前。ハリウッドではプロデューサーが何人も脚本家を雇い書き直し(rewite)させることが多い。だから1つの作品に何人も原案(story)や脚本(screenplay)でクレジットされる。書き直し(rewite)の結果、原作あるいはオリジナル脚本初稿とは完全に別物になっていることもよくある。さらに勝手に続編やシリーズを製作される。

日本の著作権法では、原作の著作権者は、映画やテレビドラマなどの派生作品でもその著作権者と同等の権利を持つとされている。

 

 

post-production

『ウエストワールド』はデジタル画像処理を使った最初の長編映画らしい。アンドロイドの視点を描くため、ピクセル化(pixelization)した。約2分31秒。

 

 

キャスト

銃の男 / ガンマン406号 / ガンスリンガーユル・ブリンナー小林修
ピーター・マーティン:リチャード・ベンジャミン、前田昌明
ジョン・ブレイン:ジェームズ・ブローリン、瑳川哲朗
中世の騎士:ノーマン・バートールド、滝口順平
主任管理者:アラン・オッペンハイマー小林恭治
中世の女王:ヴィクトリア・ショウ、吉田理保子
技術者:スティーヴ・フランケン、大木民夫
バンカー:ディック・ヴァン・パタン、富山敬
アーレット:リンダ・ゲイ・スコット
ミス・キャリー:メイジェル・バレット

その他:
野島昭生
寺島幹夫
矢田耕司
増岡弘
徳丸完
石森達幸
村松康雄
上田敏也
嶋俊介
峰恵研
藤城裕士

 

フジテレビ版吹き替え版
演出:山田悦司
翻訳:山田実
調整:山田太平
解説:高島忠夫
制作:千代田プロダクション
初回放送:1978年1月6日『ゴールデン洋画劇場』

 

 

スタッフ

監督:マイケル・クライトン
脚本:マイケル・クライトン
製作:ポール・N・ラザラス3世
アソシエイトプロデューサー:Michael I. Rachmil
撮影監督:ジーン・ポリト
編集:デヴィッド・ブレサートン
音楽:フレッド・カーリン
製作会社:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給:MGM