ケネス・ブラナー監督・製作のSFファンタジー・アドベンチャー映画『アルテミスと妖精の身代金』が、新型コロナウィルスCOVID-19の影響で劇場公開を断念、Disney+での独占配信に変更された。
アイルランドの作家オーエン・コルファーのベストセラー小説『アルテミス・ファウル』シリーズが原作。
コリン・ファレル、ジュディ・デンチ、ジョシュ・ギャッドが主要な登場人物として出演している。
この映画はもともと2019年8月9日公開だったが、ウォルト・ディズニー・スタジオの都合で2020年5月29日公開に延期された。
今作の公開日や形態の変更は、いろいろと理由があるようだ。
While Artemis Fowl may be very good, the odds were commercially very much against it. If you recall, Warner Bros. sold Andy Serkis’ Mowgli to Netflix in late 2018, which in WB’s case was the equivalent of disposing of a time bomb before it went off. It was a pretty good Jungle Book movie, but it was commercially doomed.
引用：Box Office: Expect More Disney Films To Skip Theaters In Favor Of Disney+
フォーブスによると、『アルテミスと妖精の身代金』は出来が良くても、興行収入で成功する見込みが薄いと判断されたようだ。ジョン・ファヴロー監督の『ジャングル・ブック』が興行的にも批評的にも大成功したことを受けて、ワーナー・ブラザースがアンディ・サーキス監督の『モーグリ: ジャングルの伝説』をNetflixに売却したように。
Dolby Cinema(ドルビーシネマ)*1の映画館で観たかった。残念。
Disney+の予告編
まだ劇場公開を考えていた時期に発表された予告編
