『ベニスに死す』
英語題名:"Death in Venice"
イタリア語題名:"Morte a Venezia"
フランス語題名:"Mort à Venise"
製作年:1971年
製作国:イタリア、フランス
作品について
ルキノ・ヴィスコンティ監督・脚本(共同)・プロデューサー。
ドラマ映画。
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感想
名作映画。前にも観た。
ビョルン・アンドレセンは絶世の美少年。ただ、ビョルン・アンドレセンが苦難の道を歩んできたことを知ってしまうと、純粋に楽しめなくなってしまった。ヴィクター・フレミング監督『オズの魔法使』(1939)のジュディ・ガーランドみたいに。
タジオは一言も台詞がない。ビョルン・アンドレセンは存在だけで観客を魅了する。
マーラーの交響曲第5番嬰ハ短調 第4楽章 アダージェットと交響曲第3番ニ短調 第4楽章。
ムソルグスキーの『子守歌』。
フランツ・レハール作曲のオペレッタ『メリー・ウィドウ』より「唇は語らずとも(Lippen schweigen)」、別名「メリー・ウィドウ・ワルツ」。
キャスト
アッシェンバッハ:ダーク・ボガード(土屋嘉男)
タジオ:ビョルン・アンドレセン(水島裕)
タジオの母:シルヴァーナ・マンガーノ(武藤礼子)
ホテル支配人:ロモロ・ヴァリ(田中明夫)
アルフレッド:マーク・バーンズ(野島昭生)
アッシェンバッハ夫人:マリサ・ベレンソン(松尾佳子)
タジオの家庭教師:ノラ・リッチ
エスメラルダ:キャロル・アンドレ
両替所(cook's cambio)の職員:レスリー・フレンチ
理容師:フランコ・ファブリッツィ
ヤシュウ:セルジオ・ガラファノーロ
英国人観光客:ドミニク・ダレル
ロシア人観光客:マーシャ・ブレディット
タジオの姉:エヴァ・アクセン
駅で気絶する男:マルコ・トゥーリ
スタッフ
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
脚本:ルキーノ・ヴィスコンティ & ニコラ・バダルッコ
原作:トーマス・マン
製作:ルキーノ・ヴィスコンティ
製作総指揮:マリオ・ガロ
アソシエイト・エグゼクティブプロデューサー:ロバート・ゴードン・エドワーズ
撮影監督:パスクワーレ・デ・サンティス
美術監督:フェルディナンド・スカルフィオッティ
衣装:ピエロ・トージ
録音:Renato Cadueri
編集:ルッジェーロ・マストロヤンニ
製作会社:Alfa Cinematografica S.r.l. / Productions et Éditions Cinématographiques Françaises (PECF)
配給:ワーナー・ブラザース
音楽:グスタフ・マーラー、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、モデスト・ムソルグスキー、Armando Gill
指揮:フランコ・マンニーノ
演奏:サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団