映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『我輩はカモである』感想

『我輩はカモである』
原題: Duck Soup
製作年:1933年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

レオ・マッケリー監督。

コメディ映画。登場人物が歌うシーンがいくつかあるけれど、これはミュージカル映画とは違うかな。

 

1990年にアメリカ議会図書館によりアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。

 

マルクス兄弟(Marx Brothers)という5兄弟のコメディアングループが主演。上からChico, Harpo, Groucho, Gummo, Zeppoという芸名で活動した。(実は長男Manfred("Mannie")がいたが乳児の頃に亡くなった。)

Marxはユダヤの名字Mordechaiをドイツ語化したものらしい。カール・マルクスが有名。

en.wikipedia.org

デヴィッド・コープ監督、ジョニー・デップ製作・主演『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2015)があった。原題は"Mortdecai"。Charlie Mortdecai.

綴りが少し違う。

 

 

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我輩はカモである [DVD]

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  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: DVD
 

 

Blu-ray Discにはなっていない。DVDのみ。

 

 

感想

現在のユニバーサル・ピクチャーズのロゴが冒頭に入れられている。

 

チャールズ・チャップリン監督・製作・脚本・主演『独裁者』は1940年。『独裁者』はサイレント映画のような演出をしていたのは正解だったと思う。似た題材の映画でも、『我輩はカモである』と印象がまるで違う。

 

現在では政治笑劇の古典として高く評価されているが、公開当時は受け入れられず、興行的にも批評的にも失敗した映画だった。

 

 

キャスト

ルーファス・ティーファイアフライ: グルーチョ・マルクス
チコリニ: チコ・マルクス
ピンキィ: ハーポ・マルクス
ボブ・ローランド: ゼッポ・マルクス
ティズデイル: マーガレット・デュモント
トレンティノ: ルイス・カルハーン
踊り子のヴェラ: ラクウェル・トレス
物売り(レモネード売り): エドガー・ケネディ
ザンダー: エドモンド・ブリーズ
エドウィン・マクスウェル
ウィリアム・ウォーシントン
チャールズ・B・ミドルトン

 

 

スタッフ

監督:レオ・マッケリー
脚本(story):バート・カルマー and ハリー・ルビー
追加台詞(additional dialogue):アーサー・シークマン and ナット・ペリン
製作:ハーマン・J・マンキーウィッツ (uncredited)
撮影:ヘンリー・シャープ
編集:ルロイ・ストーン (uncredited)
音楽:ジョン・レイポルド (uncredited)
製作会社:パラマウント映画
配給:パラマウント映画