『底抜け大学教授』感想

『底抜け大学教授』
原題："The Nutty Professor"
製作年：1963年
製作国：アメリカ合衆国

作品について

ジェリー・ルイス監督・脚本(共同)・主演。

SFブラックコメディ映画。

Amazon

ジェリー・ルイスの底抜け大学教授 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

感想

エディ・マーフィ主演のリメイク、トム・シャドヤック監督『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』(1996)は子どもの時に観た。オリジナル版は初めて観た。

ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』が下敷きになっている。

ケルプ教授は開発した薬で(当時の価値観の)ハンサムな男性に変身する。その姿を見た人たちの驚き方が大げさ。

まるで「なろう」のイキり主人公。『底抜け大学教授』は薬の影響で容姿だけでなく人格も変化したが、「なろう」などは本性を現す。

女性に対する言動が、相手のことを思いやらない、一方的な押し付け。

リメイクの『ナッティ・プロフェッサー』がおもしろかった記憶があるので期待していたが、期待外れだった。

キャスト

ジュリアス・ケルプ教授 / バディ・ラブ / ベビー・ケルプ：ジェリー・ルイス(近石真介)
ステラ・パーディ：ステラ・スティーヴンス(西沢和子)
モーティマー・S・ウォーフィールド博士：デル・ムーア(緑川稔)
ミリー・レモン：キャスリーン・フリーマン
エルマー・ケルプ：ハワード・モリス
エドウィナ・ケルプ：エルヴィア・オールマン
リーヴィー博士：ミルトン・フローム
ウォーシェースキー：メッド・フローリイ
ギブソン：ヘンリー・ギブソン
スキップ・ウォード
ノーマン・アルデン
ジュリー・パリッシュ
マーヴィン・カプラン
バディ・レスター
ボディビルダー：リチャード・キール(クレジットなし)

初回放送：1971年10月17日フジテレビ『サンデー洋画劇場』

スタッフ

監督：ジェリー・ルイス
脚本：ジェリー・ルイス and ビル・リッチモンド
製作：アーネスト・D・グランクスマン
アソシエイトプロデューサー：Arthur P. Schmidt
撮影監督：W・ウォーレス・ケリー
編集：ジョン・ウッドコック
音楽：ウォルター・シャーフ
製作会社：パラマウント・ピクチャーズ、ジェリー・ルイス・フィルムズ
配給：パラマウント映画

美術監督：Hal Pereira, Walter H. Tyler
セット装飾：Robert R. Benton, Sam Comer
衣装：Edith Head

hair style supervisor: Nellie Manley
hair stylist: Agnes Flanagan (uncredited)
makeup supervisor: Wally Westmore
makeup artist: Jack Stone

production manager: William Davidson
assistant production manager: Hal Bell

assistant directors: Ralph Axness, Jack Barry (uncredited), William R. Poole (uncredited)

sound recordists: Charles Grenzbach, Hugo Grenzbach
sound editor: Bill Wistrom (uncredited)

special photographic effects: Paul K. Lerpae