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『ハラスのいた日々』感想

『ハラスのいた日々』
製作年:1989年
製作国:日本
公開日:1989年11月18日

 

 

作品について

栗山富夫監督。

山田洋次監督と朝間義隆さんが脚本。

中野孝次のノンフィクション小説が原作。

ドラマ映画。

 

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感想

Harrasはドイツ語圏で一般的な犬の名前らしい。

犬の物語なのだが、人間の話が充実している。愛犬との生活が淡々と描かれる。

1972年の設定から始まる。学生運動が描かれる。原作者は國學院大學の元教授。

教え子の結婚が描かれる。全員が和式の正装で、和室で二列に向かい合って座る。現在ではもうこんな昔ながらの結婚式は滅んでいる。

犬の虐待シーンがある。現在ではこういう作品を制作するのは難しいだろう。

山田洋次監督『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』(1989)はオーストリアのウィーン紀行、『ハラスのいた日々』(1989)はドイツ紀行。ただドイツの映像は短い。

 

 

キャスト

徳田健次:加藤剛
徳田晶子:十朱幸代
平田秀行:益岡徹
及川かおり:日下由美
細川襟子:有森也実
山川すみれ:相楽晴子
金井信一:河原崎次郎
塚本茂:杉本哲太
高沢獣医:伊東達広
細川優子:小林哲子
原口医師:中谷一郎
上村則子:中田喜子
高崎長助:すまけい
樽前敬次郎:東野英治郎

 

 

スタッフ

監督:栗山富夫
脚本:山田洋次朝間義隆
原作:中野孝次
製作:名島徹
撮影:安田浩助
美術:横山豊
照明:飯島興一
録音:近藤勲
編集:鶴田益一
音楽:池辺晋一郎
助監督:花輪金一
製作:松竹
配給:松竹