『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』
原題: Independence Day: Resurgence
製作年：2016年
製作国：アメリカ合衆国
作品について
大ヒット映画『インデペンデンス・デイ』の続編。前作からちょうど20年後に制作された。
ローランド・エメリッヒ監督兼プロデューサーをして失敗だったと言わしめた映画。
第1作は興行的に大成功、評論家からもまずまずの評価を得た。第2作は興行収入が製作費に見合った金額ではなかった。批評家だけでなく一般の観客も批判的。
フジテレビは去年5月25日に『インデペンデンス・デイ』エクステンデッド版を放送していたね。
続編の可能性については2001年初めあたりから話し合われていた。製作者兼脚本家ディーン・デヴリンは、9/11への世界中の反応に影響を受けた。ディーン・デヴリンとローランド・エメリッヒは脚本を書き始めた。2004年5月エメリッヒは「物語を続ける道筋が見えた」と語った。しかし最終的に上手くいかずそのアイディアを破棄した。複数の続編のアイディアを思いつきfilm treatmentを書き上げたと、デヴリンが2011年6月に認めた。2011年10月、ウィル・スミスが要求した続編2本の出演料5000万ドルを20世紀フォックスが却下したので、ウィル・スミスの再登場はなくなった。*1
2013年3月エメリッヒは二部作の題名は"ID: Forever – Part I"と"ID: Forever – Part II"の予定だと述べた。第1作の20年後の話であるとも。2014年5月29日、デヴリンとエメリッヒが書いた続編第1作の脚本をCarter Blanchardがリライトすると発表された。
20世紀フォックスが1作のみ制作に許可を出し、エメリッヒに監督の交渉をしていることを、2014年11月24日業界紙Deadlineは確認した。2014年6月22日、正式な題名"Independence Day: Resurgence"が発表された。他の候補はReturns, Retaliation, Rises, and Requiemだったらしい。
感想
おもしろい。
ローランド・エメリッヒ監督はディザスター映画の名手。
アンディ・ウィアー著『火星の人』及びリドリー・スコット監督『オデッセイ』もだけど、中国が宇宙の分野で活躍する描写は今まで頑張ってきた甲斐があるね。説得力がある。
明るい昼間のシーンでエイリアンとバトルさせている。CGIの粗が目立たないよう夜のシーンなどで描く作品が多い。
藤原竜也は舞台役者だから声の芝居と相性がいい。『スチュアート・リトル』シリーズなど。
スタッフ
監督：ローランド・エメリッヒ
脚本：ニコラス・ライト&ジェームズ・A・ウッズ and ディーン・デヴリン&ローランド・エメリッヒ and ジェームズ・ヴァンダービルト
原案：ディーン・デヴリン&ローランド・エメリッヒ and ニコラス・ライト&ジェームズ・A・ウッズ
キャラクター創造：ディーン・デヴリン&ローランド・エメリッヒ
製作：ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー
製作総指揮：ウテ・エメリッヒ, Larry Franco, Carsten Lorenz
撮影監督：マルクス・フォーデラー
編集：アダム・ウルフ
音楽：ハラルド・クローサー、トーマス・ワンカー
プロダクションデザイナー：Barry Chusid
アートディレクター：Patrick M. Sullivan Jr. (supervising art director), Lauren Abiouness, Ravi Bansal, Luis Guggenberger, Mark Hofeling, Caty Maxey, Christa Munro, Eric David Sundahl, Clint Wallace
セット装飾：Jay Hart, Kevin Kropp
衣装デザイン：Lisy Christl
メイクアップ部長：Thomas Nellen
ヘアスタイリング責任者：Jennifer Bell
視覚効果スーパバイザー：Matt Aitken for Weta Digital, Ed Bruce for SSVFX, Olivier Cauwet for BUF, Eric D. Christensen for Factory VFX, Martyn 'Moose' Culpitt for Image Engine, Volker Engel, Paul Graff for CHE, Bryan Grill for Scanline VFX, Jörn Großhans for Mackevision, Christian Haas for LUXX Studios, David Hodgins for Digital Domain, Mohsen Mousavi for Scanline VFX, Nicholas Murphy for Screen Scene, Kenneth Nelson, Mathieu Raynault for Raynault VFX, Sue Rowe for MPC, Douglas Smith (additional visual effects supervisor), Juri Stanossek for Mackevision, Greg Strasz for Centropolis Entertainment, Olcun Tan for Secret Lab, Dominik Zimmerle for Trixter Film
アニメーションスーパーバイザー：Alex Auriol for why worry production, Simone Kraus Townsend for Trixter Film, Matt Kowaliszyn
製作会社：Centropolis Entertainment, TSG Entertainment, Electric Entertainment
配給：20世紀フォックス
日本語版スタッフ
翻訳：前田美由紀
演出：打越領一
調整：菊池悟史
録音：板垣良美
録音スタジオ：ACスタジオ
ダビングミキサー：菊池悟史
ダビングスタジオ：東京テレビセンター
日本語版制作 - ACクリエイト株式会社
キャスト
トーマス・ホイットモア：ビル・プルマン, 安原義人
デイビッド・レヴィンソン：ジェフ・ゴールドブラム, 大塚芳忠
ジェイク・モリソン：リアム・ヘムズワース, 藤原竜也
パトリシア・ホイットモア：マイカ・モンロー, 坂本真綾
ディラン・ヒラー：ジェシー・アッシャー, 前野智昭
アダムズ将軍：ウィリアム・フィクトナー, 立木文彦
チャーリー・ミラー：トラヴィス・トープ, 石田彰
レイン・ラオ：アンジェラベイビー, 小松未可子
ブラキッシュ・オーキン博士：ブレント・スピナー, 掛川裕彦
キャサリン・マルソー：シャルロット・ゲンズブール, 林原めぐみ
ランフォード大統領：セーラ・ウォード, 山口由里子
ジュリアス・レヴィンソン：ジャド・ハーシュ, 清川元夢
ジャン司令官：チン・ハン, 上田燿司
フロイド・ローゼンバーグ：ニコラス・ライト, 松本忍
ディケンベ・ウンブトゥ：デオビア・オパレイ, 乃村健次
アイザックス：ジョン・ストーリー, 星野充昭
ジャスミン・ヒラー：ヴィヴィカ・Ａ・フォックス, 渡辺美佐
トラヴィス護衛官：ベンガ・アキナベ, 白熊寛嗣
タナー：パトリック・セント・エスプリト, 蜂須賀智隆
リッター：ジェームズ・Ａ・ウッズ, 森田了介
ジェフリー：トラヴィス・ハマー, 水口侑一
助手：高杉義充
マクエイド：ロバート・ニアリー, 中村章吾
ボルドー：アルトゥーロ・デル・プエルト, 臼木健士朗
アルマン：ジョシュア・マイケル, 宮本淳
ジャック：ジョエル・ヴァーゲル, 菊地達弘
サム：ジョーイ・キング, 潘めぐみ
ボビー：ギャレット・ウェアリング, 種市桃子
フィリックス：ヘイズ・ウェルフォード, 片山加奈
デイジー：マッケンナ・グレイス, 松田颯水
ケヴィン：ランス・リム, 熊野まつり
マーカス：ドノヴァン・タイイー・スミス, 櫻庭有紗
護衛隊長：宮本克哉
院内アナウンス女：水神のりこ
母親：花藤蓮
球体：御沓優子
