『Lapis Re:LiGHTs』第11話「Top concern」
感想
冒頭の生徒たちの食事シーン。この花は乙女(ツバキ、ナデシコ、カエデ)の会話シーンで、後景にシュガーポケッツの3人を見せる。シュガーポケッツ(ラトゥーラ、シャンペ、メアリーベリー)の会話シーンでは、後景にルキフェルを見せる。そしてSadistic★Candy(アンジェリカ、ルキフェル)の会話へ続く。このようにショットを切り替えていく演出が巧み。絵コンテ・演出は蔡欣亞さん。
リネットが座っているソファの背もたれを前景に、遠近法を利かせたシンメトリーの構図。ソファでくつろぐロゼッタ、ラヴィ、アシュレイ。
ツバキ、ナデシコ、カエデの姉妹愛のシーンを、顔を上げたガーネットの動きでnatural wipe。
「だから帰ってくる場所を私たちで守るんだ」
校舎から夕暮れを見るユエと、夜の城下町を見下ろす、窓ガラスに映ったティアラ。match cut。
ティアラを実の姿ではなく窓ガラスの反射にすることで、ユエと対比させている。
スタッフ
畑博之監督
脚本:土田霞、あさのハジメ
絵コンテ・演出:蔡欣亞