『クーデター』(2015)感想

『クーデター』
原題："No Escape"
製作年：2014年
製作国：アメリカ合衆国
公開日：2015年8月17日(ロサンゼルスプレミア)、2015年8月26日(アメリカ)

作品について

ジョン・エリック・ドゥードル監督・脚本。

ドリュー・ドゥードル脚本・プロデューサー。

アクション・スリラー映画。

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クーデター

クーデター [Blu-ray]

BD/DVDは廃盤。

感想

外国でクーデターに巻き込まれた人たちが家族を守り脱出しようとする物語。

クーデターの原因は、首相がアメリカの水メジャー(水道会社)と水道事業の契約を結んだこと。国民が激怒して首相を暗殺。

西洋は借金漬け外交が目的で工作活動し、契約を結ばせた。借金漬け外交は中国の一帯一路が知られている。

水道民営化は日本も他人ごとではない。

タイで撮影された。

国境を越えてベトナムに入国し助かった。つまりカンボジアかラオスの設定かな。

カンボジアかラオスを馬鹿にしているのかな？　人種差別、特にアジア人差別が根底にあるような気がする。

アメリカ人は自国が嫌われている自覚があるのかな。

演出はゾンビ映画のもの。暴徒の顔を覆面で隠して恐怖を煽る。ジョン・エリック・ドゥードル監督はホラー映画ばかり監督している。

アンソニー・マラス監督『ホテル・ムンバイ』(2018)はさらに怖い。2008年に起きたムンバイ同時多発テロをもとにしている。

ホテル・ムンバイ(吹替版)

キャスト

ジャック・ドワイヤー：オーウェン・ウィルソン(森川智之)
アニー・ドワイヤー：レイク・ベル(北西純子)
ルーシー・ドワイヤー：スターリング・ジェリンズ(宇山玲加)
ビーズ・ドワイヤー：クレア・ギア(久野美咲)
ハモンド：ピアース・ブロスナン(田中秀幸)
ケニー・ロジャース：サハジャック・ブーンタナキット(Sahajak Boonthanakit)(遠藤純一)
首相：ヴィチチャード・フォトフリン(Vuthichard Photphurin)(遠藤純一)
カーディフ社重役：マンフレッド・イルク(Manfred Ilg)(橋本雅史)
コンシェルジェ：ノーファンド・ブーンヤイ(Nophand Boonyai)(高橋大輔)
Samnang: Thanawut Ketsaro

その他：
蜂須賀智隆／こばたけまさふみ／吉野貴大／藤野泰子

ソフト版
演出：宇出喜美
翻訳：中島多恵子
録音・調整：山下裕康(ヒロサウンドテクニック)
プロデューサー：久田和子(ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)
プロダクションマネージャー：東慎一
日本語版コーディネーター：岩田哲史
日本語版制作：マイ・ディア・ライフ
https://fukikaemaniax.web.fc2.com/vhs-dvd/02-e.html#04

字幕翻訳：種市譲二

スタッフ

監督：ジョン・エリック・ドゥードル
脚本：ジョン・エリック・ドゥードル & ドリュー・ドゥードル
製作：ドリュー・ドゥードル、ミシェル・リトヴァク、デヴィッド・ランカスター
製作総指揮：ゲイリー・マイケル・ウォルターズ、ジェフリー・ストット、アンドリュー・フェッファー、スティーヴ・アレクサンダー
撮影監督：レオ・アンスタン
プロダクションデザイン：アーヴ・グルーウォル
衣装デザイン：アニー・ブルーム
編集：エリオット・グリーンバーグ
音楽：マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
製作会社：Bold Films, Brothers Dowdle Productions, Living Films
配給：ザ・ワインスタイン・カンパニー

配給(日本)：クロックワークス (2015年9月5日公開)