2020年9月9日初放送
感想
興味深い。
『学生ロマンス 若き日』(1929)では、スキーのシーンでカメラも一緒に倒れる演出。
戦争で召集された際、戦場で親友の山中貞雄監督と再会し、40分ほどの短い時間だったが話を交わした。その後山中貞雄監督は病で亡くなった。
シンガポールで、アメリカ軍から接収した映画のフィルムを鑑賞。オーソン・ウェルズ監督『市民ケーン』、ヴィクター・フレミング監督『風と共に去りぬ』などを観て衝撃を受けた。日記には「大変な国とけんかをしてしまった」と記されていた。
究極の非日常である「戦争」を経験した。究極の日常とも言える「家族」をテーマに映画を制作した。