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百合とアニメと映画の感想

『シャーロック・ホームズの冒険』第1話「ボヘミアの醜聞」

シャーロック・ホームズの冒険』第1シリーズ第1話「ボヘミアの醜聞
原題: The Adventures of Sherlock Holmes (series 1) episode 1 "A Scandal in Bohemia"
Original air date: 24 April 1984
製作年:1984
製作国:イギリス

 

 

作品について

Sir アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原作とするテレビドラマ。

シャーロック・ホームズ』シリーズの映像化の中で最高峰。これを超えることはできないだろう。だからその後の映像化では、現代版や、アメリカを舞台にした男性ホームズと女性ワトソンのコンビなど、変化球のコンテンツを製作している。

 

John Hawkesworth が Developed for Television by と毎回クレジットされている。現在のアメリカやイギリスのテレビ業界で言うところの series creator みたいな立場だと思う。あるいは日本のアニメ制作で言うところのシリーズ構成に近いか。

ジョン・ホークスワースはテレビプロデューサー・映画プロデューサー。『シャーロック・ホームズの冒険』でもシリーズを通してプロデューサーの立場であり、時々自分で脚本を書いていたようだ。

 

NHK BSプレミアムとBS4Kが毎週水曜日夜9時に放送。

www.nhk.jp

www4.nhk.or.jp

2013年10月6日から2014年10月19日にBSプレミアムで「ハイビジョンリマスター版」を放送していた。

 

 

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感想

懐かしい。何度観てもおもしろい。

ホームズが"the woman"(あの人)と呼び、生涯でただ1人愛した女性と言われているアイリーン・アドラーの物語。

 

このテレビシリーズは、馬車が石畳を走るときの馬の蹄の音が好き。

美術と衣装が美しい。

 

 

キャスト

シャーロック・ホームズ:ジェレミー・ブレット(露口茂〈追加収録:諸角憲一〉)
ジョン・H・ワトスン:デビッド・バーク(声:長門裕之〈追加収録:金尾哲夫 / 立木文彦〉)(第1・2シリーズ)、エドワード・ハードウィック(福田豊土〈追加収録:園江治 / 宝亀克寿〉)(第3シリーズ以降)
ハドスン夫人:ロザリー・ウィリアムズ(竹口安芸子)
レストレード警部:コリン・ジェボンズ(川辺久造)
ブラッドストリート警部:ブライアン・ミラー(村越伊知郎) / デニス・リル(小林勝彦 / 上田敏也)
マイクロフト・ホームズ:チャールズ・グレイ(松村達雄(第9話) / 久米明(それ以降))
ジェームズ・モリアーティ教授:エリック・ポーター(南原宏治)

第1話ゲストキャラクター
エレーナ・アドラー(アイリーン・アドラー):Gayle Hunnicutt
ボヘミア国王:ヴォルフ・カーラー (Wolf Kahler)
ゴドフリー・ノートン:Michael Carter
ジョン:Max Faulkner
運転手:Tim Pearce
ミセス・ウィラード:Tessa Worsley
牧師:Will Tacey

 

NHK日本語版
翻訳:額田やえ子(「サセックスの吸血鬼」のみ宇津木道子)
演出:蕨南勝之
制作:テレシス

 

 

スタッフ

原作:Sir アーサー・コナン・ドイル
Developed for Television by John Hawkesworth (ジョン・ホークスワース)
脚本(Dramatised by):アレクサンダー・バロン (Alexander Baron)
監督:ポール・アネット (Paul Annett)
製作:マイケル・コックス (Michael Cox)
アソシエイトプロデューサー:Stuart Doughty
撮影監督:Mike Popley
美術:Michael Grimes, Tim Wilding, Margaret Coombes
衣装:Kayt Turner
メイクアップ:Deborah Tinsey, Susan Milton
録音:Phil Smith
編集:Jack Dardis
ダビングミキサー:Alan Dykes
音楽:パトリック・ゴワーズ (Patrick Gowers)
製作会社:グラナダ・テレビジョン (Granada Television)
Original network: ITV