『新源氏物語』(1961)感想

『新源氏物語』
製作年：1961年
製作国：日本
公開日：1961年10月14日

作品について

森一生監督。

紫式部の『源氏物語』をもとにした川口松太郎さんによる小説が原作。

時代劇映画。

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感想

NHK BSが2024年の『大河ドラマ』である『光る君へ』に合わせて放送。

出来の悪い『源氏物語』のダイジェスト。

状況から登場人物を推測する必要がある。『源氏物語』を知っていることが前提。

音楽の使い方が変わっている。劇伴がオペラ。ラブシーンの次のカットで筝を弾いている女性を写す。

光源氏が葛藤するのが新鮮。女性を見境なく手籠めにするのが光源氏なのに。

『島耕作』シリーズの実写版みたい。

小説を読むのと違い、映像だと気持ち悪さが強調される。

大和和紀さんの漫画『あさきゆめみし』はよくできてたんだなと再確認した。

キャスト

光源氏：八代目 市川雷蔵
藤壷：寿美花代
桐壷：寿美花代
朧月夜：中村玉緒
葵の上：若尾文子
末摘花：水谷良重
紫：高野通子
秋好の姫：長谷川彰子
弘徽殿の女御：水戸光子
六条の御息所：中田康子
頭ノ中将：川崎敬三
朱雀帝：成田純一郎
兵部郷ノ宮：三田村元
惟光：大辻伺郎
右大臣：千田是也
按察の北ノ方：阿井美千子
弁：藤原礼子
王：倉田マユミ
相生：三田登喜子
大輔：若杉曜子
和泉：平井岐代子
北ノ方：三宅邦子
女房(D)：富士川博子
竜田：橘公子
承香殿の女御：毛利郁子
女房(B)：小町るみ子
使者：山本弘子
葵の上の女房(A)：薄操
老人：石原須磨男
左大臣：丸山修
聖：花布辰男
良清：鶴賀二郎
商人(B)：丸凡太
葵の上の家従(A)：三木譲
葵の上の家従(B)：大丸智太郎
商人(D)：越川一
商人(A)：小南明
商人(B)：木村玄
葵の上の家従(C)：芝田総二
侍従：松岡良樹
東宮：島一男
老婆：堀佐知子
葵の上の女房(B)：本間瑛子
女房(C)：三藤愛子
弘徽殿の女房：谷口和子
女房(A)：東山京子
帝：市川寿海

スタッフ

監督：森一生
脚本：八尋不二
原作：川口松太郎
製作：永田雅一
企画：鈴木晰成、久保寺生郎
撮影：本多省三
美術：西岡善信
照明：中岡源権
録音：林土太郎
編集：谷口孝司
音楽：斎藤一郎
助監督：太田昭和
製作会社：大映京都撮影所
配給：大映