映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『潮騒』(1975)の感想

潮騒
製作年:1975年
製作国:日本

 

 

作品について

三島由紀夫の代表作の1つ。
古代ギリシアの小説『ダフニスとクロエ』を換骨奪胎したもの。

その後の文学だと、村上春樹の『ノルウェイの森』みたいな感じ。

 

 

感想

画作りや音楽が『釣りバカ日誌』シリーズを思い起こさせる。

 

 

「目を開けたらあかん!」って『鶴の恩返し』かい!

純潔を守る初江は賢い。

 

 

映画で見た「インディアン」(ネイティブアメリカン)の真似をする子どもたち。
昔の小説ならではの描写だね。

 

 

「処女の乳」とか原作通りだけど「は?」って思う。

 

 

爽やかな青春映画になってた。
原作とは印象が異なる。

 

 

文学作品をそのまま映画にしようと思っても企画が通らないから、アイドル映画にしたというのはよくある。理解できる。
それで、これ?

 

 

キャスト

宮田初江:山口百恵
久保新治:三浦友和
久保とみ:初井言栄
久保広:亀田秀紀
宮田照吉:中村竹弥
灯台長:有島一郎
灯台長の妻:津島恵子
千代子:中川三穂子
大山十吉:花沢徳衛
日の出丸船長:青木義朗
川本安夫:中島久之
浜田竜二:川口厚
お春婆:丹下キヨ子
うめ:高山千草
行商人:田中春男
海女1:森みどり
ナレーター:石坂浩二

 

 

スタッフ

監督:西河克己
脚本:須崎勝弥
原作:三島由紀夫
製作:堀威夫、笹井英男
音楽:穂口雄右
撮影:萩原憲治
編集:鈴木晄
製作会社:東宝ホリプロダクション
配給:東宝

 

美術:佐谷晃能
録音:神保小四郎
照明:熊谷秀夫
助監督:中川好久
スチル:中尾孝