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『SK∞ エスケーエイト』第9話の感想

『SK∞ エスケーエイト』第9話「あの時、俺たちは特別だった」

 

 

作品について

山本貴之さんが絵コンテ・演出。

ベイブレードバースト』シリーズで絵コンテ・演出をしている。『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』の共同演出、『はるかなレシーブ』の演出協力など。

ボンズ作品だと、『SHOW BY ROCK!!』第1期のC2C制作協力(制作グロス)の話数で制作進行をしていて、演出家になった後に『僕のヒーローアカデミア』第2期で演出をしている。

w.atwiki.jp

 

 

感想

修二と彰の「青春アミーゴ」みたいなサブタイトル。

 

第8話の試合の振り返りが組み込まれていた。

カーラの計算がなくても、ジョーの滑りが正確にわかるCherry blossom

ハンググライダーみたいな。腕の筋肉だけで身体を支えている。地面の凹凸による上下動を腕で吸収して、身体は微動だにしない。

 

茫然自失のランガはレキの叫びで戦う意思を取り戻す。王道。

ランガが崖から飛んだ空中ショットは、3Dモデルにテクスチャーを貼り付けた背景だった。

 

高校生時代にパトカーに追いかけられていた神道愛之介。政治家の子息として親に打撃を与える行為。補導されただけでも。現行犯逮捕ならなおさら。

 

神道愛之介、傷害罪。政治家生命を意図的に捨てた。

直接手を汚した。

これで、作中(最終話)で政治家を引退して余生を過ごすという選択肢は消えた。

偽証罪どころではない。鎌田警部補に餌を与えた。

菊池忠の差配で裏社会に関して警察に手を出させないようにしていたけれど、鎌田警部補の指示で警察は動く。

桜屋敷薫は病院で治療を受けたので、医師の診断書を警察が入手すれば証拠として採用される。

 

愛抱夢をどんどん悪人として描いて、犯罪者にして、どうやって話を終わらせるのだろうか?

 

 

演出

同ポジションで時間を切り替える。過去回想。

cold openでのジョー、試合中のCherry blossomが2回。

 

 

余談

総作監が3人体制になり、ここ数話で作監の人数が増えてきたと思っていたら、来週は総集編のようだ。

sk8-project.com

1月番は旧正月があるからスケジュールが逼迫する。仕方ない。

動仕がね。動画は国内だけでは事実上不可能だから。

 

去年、鈴木麻里プロデューサーたちが制作していた『ジョゼと虎と魚たち』も公開延期になっていた。

 

 

キャスト

喜屋武 暦(レキ):畠中祐
馳河ランガ:小林千晃
MIYA / 知念実也:永塚拓馬
シャドウ / 比嘉広海:三宅健太
Cherry blossom / 桜屋敷 薫:緑川光
ジョー / 南城虎次郎:松本保典
愛抱夢(アダム) / 神道愛之介:子安武人
菊池忠:小野賢章
馳河菜々子:園崎未恵
岡正吉:大隈健太
鎌田貴理子:本田貴子
喜屋武正恵:福島桂子
喜屋武月日:千本木彩花
少年愛之介:永井真里子

 

 

第9話スタッフ

脚本:大河内一楼
絵コンテ・演出:山本貴之

作画監督:徳岡紘平、大貫健一、菅野宏紀、荒木弥緒、吉井弘幸、細川修平、新井伸浩、荻野美希

 

 

シリーズスタッフ

原作:ボンズ、内海紘子
監督:内海紘子
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクター原案:内海紘子
キャラクターデザイン:千葉道徳
総作画監督千葉道徳、菅野宏紀、徳岡紘平
サブキャラクターデザイン:大貫健一
スケートボードデザイン:Studio No Border
プロップデザイン:植野千世子、菅野宏紀、長谷川竹光、平鹿幸恵、倉本和希、岡田直樹
色彩設計:後藤ゆかり
美術監督:近藤由美子
3DCG監督:安東容太
撮影監督:池上真崇
編集:山岸歩奈実
音響監督:三間雅文
音響効果:倉橋静男、西佐和子
音楽:高橋諒
音楽制作プロデューサー:山内真治
音楽制作:アニプレックス
チーフプロデューサー:三宅将典
プロデューサー:瓜生恭子、田中昂、外川明宏
アニメーションプロデューサー:鈴木麻里
制作デスク:守田幸司、竹本順仁
設定制作:大槻真之
設定制作補佐:名古屋元暉
スケートボード設定制作:菅野調
アニメーション制作:ボンズ
製作:Project SK∞(アニプレックスボンズABCアニメーションムービック)