『ある日どこかで』
原題: Somewhere in Time
製作年:1980年
製作国:アメリカ合衆国
作品について
ヤノット・シュワルツ監督。
リチャード・マシスンのSF小説が原作。自ら脚本を執筆。
ロマンティック・ファンタジー・ドラマ映画。
テレビ放送
BSテレ東が新録吹き替え版を制作して放送。大人の事情で、1回しか放送できないそうだ。
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感想
名作映画。
2017年にNHK BSプレミアムで観た。
夢を見ているかのような、美しい撮影。
お芝居の最中に、リチャードへの愛を伝えるエリーズ。
クリストファー・リーヴはいいお芝居をするね。『スーパーマン』シリーズとジェームズ・アイヴォリー監督/カズオ・イシグロ原作『日の名残り』を観た。
名俳優クリストファー・プラマーは5日前に逝去(2月5日)。奇しくも追悼放送になってしまったね。
音楽
セルゲイ・ラフマニノフ作曲 パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏が何度も使われている。
ダニール・トリフォノフ(Daniil Trifonov)のピアノ、ヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin)の指揮、フィラデルフィア管弦楽団(The Philadelphia Orchestra)の演奏。
Daniil Trifonov – Rachmaninov: Rhapsody On A Theme Of Paganini, Op.43, Variation 18
フィラデルフィア管弦楽団は初演のオーケストラ。指揮者はレオポルド・ストコフスキー、ピアノ独奏はラフマニノフ自身だった。
キャスト
リチャード・コリアー:クリストファー・リーヴ;寺杣昌紀、星野貴紀、ささきいさお
エリーズ・マッケナ:ジェーン・シーモア;田中敦子、恒松あゆみ、甲斐田裕子
ウィリアム・F・ロビンソン:クリストファー・プラマー;有本欽隆、山岸治雄、羽佐間道夫
ローラ・ロバーツ:テレサ・ライト;鳳芳野、 - 、定岡小百合
晩年のマッケナ:スーザン・フレンチ
アーサー:ビル・アーウィン;松岡文雄、西村知道、茶風林
フィニー教授:ゲオルク・ヴォスコヴェク; - 、浦山迅、浦山迅
アーサーの父:ジョン・アルビン;塚田正昭、 - 、 -
マリー:モード・ストランド; - 、 - 、葛城七穂
ジュヌビエーブ:エドラ・ゲイル; - 、 - 、水野ゆふ
モード:ヴィクトリア・マイケルズ; - 、 - 、棟方真梨子
ロロ:ウィリアム・P・オヘイガン; - 、 - 、斎藤寛仁
ボーンズ:ブルース・ジャーコウ; - 、 - 、菊池康弘
ソフト版
その他:
小山武宏
伊藤和晃
加藤亮夫
田中完
鳥畑洋人
樫井笙人
田村真紀
よのひかり
浅井清己
船木真人
山口眞弓
BSテレ東版
その他:
佐々木梅治
森なな子
ふくまつ進紗
魚建
樫井笙人
小林さとみ
岡本幸輔
田所陽向
露木徳幸
桃江トウコ
古木海帆
ソフト版
演出:神尾千春
翻訳:中村久世
制作:ACクリエイト
BSテレ東版
演出:高橋剛
翻訳:田尾友美
制作:BSテレビ東京、HALF H・P STUDIO
初回放送:2021年2月10日19時55分~21時54分『シネマクラッシュ』
スタッフ
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:リチャード・マシスン
原作:リチャード・マシスン
製作:スティーヴン・サイモン、レイ・スターク (uncredited)
アソシエイトプロデューサー:Steve Bickel
撮影監督:イシドア・マンコフスキー
編集:ジェフ・ガーソン
音楽:ジョン・バリー
製作会社:ラスター・プロダクションズ*1
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ (米国)、CIC(Cinema International Corporation) (日本)
キャスティングディレクター:Jennifer Shull
プロダクションデザイン:Seymour Klate
セット装飾:Mary Ann Biddle
衣装デザイン:Jean-Pierre Dorléac
Sound: Charles L. King III
Sound Re-Recording: Roger Heman Jr., Earl M. Madery, Rex A. Slinkard
Sound Effects Editor: Roger A. Sword
Recording Mixer: Dan Wallin
Loop Dialogue Editor: Vince Melandri
特殊効果:Jack Faggard
*1:レイ・スターク(Ray Stark)の製作会社ラスター・プロダクションズ(Rastar Productions)。エリオット・ハイマン(Eliot Hyman)と1957年に共同設立した製作会社セヴン・アーツ・プロダクションズ(Seven Arts Productions)を1966年に退社して、新しい会社を設立した。
Ray Starkが去った翌年の1967年、Eliot HymanとKenneth Hymanの兄弟はワーナー・ブラザース創業者の1人ジャック・ワーナー(Jack L. Warner)からWarner Bros.を買い取り自社と合併、ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ(Warner Bros.-Seven Arts)を設立した。その2年後の1969年、Kinney National CompanyがWarner Bros.-Seven Artsを買収。1972年、Kinney National Companyの駐車場事業に関する財政スキャンダルの発覚に伴い、エンターテインメント事業以外を分社化、エンターテインメント事業をワーナー・コミュニケーションズ(Warner Communications)として新設した。