『大正オトメ御伽話』第2話「珠彦 死ス」
作品について
桐丘さなさんの漫画『大正処女御伽話』(タイシャウヲトメおとぎばなし)が原作。
感想
第1話感想で、テレビ東京だから少女の入浴シーンをカットしたのかなと書いたけど、第2話に移動させただけだった。
ユヅはナチュラルに誘っている。天然。
珠彦は、吐いてユヅの着物を傷めてしまったことを気にしている。
各時代において様々な集客のための仕組みを取り入れながら増改築を重ねており,我が国の百貨店建築の発展を象徴するものとして価値が高い。
反物がいっぱい。綺麗。
12円と10円。
「いつかこれは、恋人が初めて買ってくれた物になり、それから夫が初めて買ってくれた物になり、私の人生の中で価値のあるものになっていく。いつか娘や孫にあげる日がくるのですかね?」
和服は大事にすれば、二世代、三世代と着られるからね。
「香水 お試し下さい」。昔の日本語なので、右から左に書いてある。
冬に食べるアイスクリームも乙なもの。
家族から疎まれている男の子の家(別荘)に、妹が悪態をつきながら遊びに来る。ヒロインのメイドさん、あるいは婚約者と一緒に住んでいる。
イノウエさん原作、山川吉樹監督、白根秀樹シリーズ構成・脚本、J.C.STAFF制作、SMDE(小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント)CGI制作『死神坊ちゃんと黒メイド』みたい。
演出
ロングショットで歩くお芝居(接地)を描いたり、洗濯物を畳むお芝居を描いたり。日常芝居は派手なアクションよりも作画が難しい。
東京観光中のユヅはマフラーを巻いているが、三つ編みが両脇に跳ねている。ユヅのわくわくを表している。
両目に「アイスクリーム」「たべたし」が見える。
余談
奥村よしあきさんは、現在放送中の『進化の実』を監督しているのに、別の作品の演出もやってたのか。
第二原画を撒いていない。全カットを、レイアウトを描いたアニメーターが二原まで描いた。
動検4人、動画5人、色指定・検査1人、仕上4人、背景13人、撮影5人。
今ではこんな少人数で制作できる現場はほとんどない。
スタジオアドによる制作協力(制作グロス)回。
Blu-ray Disc
キャスト
志磨珠彦:小林裕介
立花夕月:会沢紗弥
志磨珠子:宮本侑芽
渥美 綾:安済知佳
白鳥ことり:伊藤彩沙
白鳥 策:土岐隼一
美鳥:鈴代紗弓
志磨珠義:咲野俊介
志磨珠樹:今井文也
志磨珠央:山谷祥生
志磨透子:森千晃
志磨珠彦(5歳):山根綺
ノラネコ:三村ゆうな
幸子:日野まり
真知子:十二稜子
照子:山田美鈴
ナレーション:大林隆介
第2話スタッフ
脚本:福田裕子
絵コンテ:杉島邦久
演出:奥村よしあき(奥村吉昭)
原画:
田辺謙司 有働弥生 岸智恵美 根津壮志
動画検査:金子剣、藤原磨生、戸田裕美子、杉山翔香
動画:
守田有紀乃 松本陽亮 杉山翔香 戸田裕美子 永村弘美
色指定・検査:大野嘉代子
仕上:
沢目まゆみ 塚原美代 櫻井友美 曽根原綾香
背景:
アトリエPlatz
銭正紅 大崎唯 王雁博 藤井かおり 板井理英子
無錫菘藍文化伝媒有限公司
邱曉紅 張雲 馬蕓鶯 王潔 宋連軍
唐志軍 殷珊虹 汪曄
撮影:
Tplus
高橋大樹 末光忠男 和田典子 坪内弘樹 野村雪菜
制作進行:石川智也
アニメーション制作協力:スタジオアド
メインスタッフ
原作:桐丘さな
監督:羽鳥潤
シリーズ構成・脚本:福田裕子
キャラクターデザイン:渡辺まゆみ
プロップデザイン:甲藤円
着物デザイン:有本妃査恵
色彩設計:瀬戸治子
美術監督・美術設定:松本浩樹
撮影監督:坪内弘樹
編集:村井秀明
音響監督:郷文裕貴
音響効果:山田香織
録音調整:亀田亮治
録音助手:野尻紗貴
音響制作担当:安野文左衣
音楽:高梨康治(Team-MAX)
音楽プロデューサー:三輪靖史、渡部祐樹
音楽制作:ポニーキャニオン
音楽協力:豊田充弘(Team-MAX)、テレビ東京ミュージック
協力:三條場一正、川村千皓、清水とき・きものアカデミア
企画:大熊一成、丸茂礼、山崎明日香、岩野貢、太田勝士
企画協力:集英社「少年ジャンプ+」編集部、細野修平、籾山悠太、玉田純一
エグゼクティブプロデューサー:菊池貞和、吉田健人
プロデューサー:伊藤裕史、渡部祐樹、山田唯莉子、西前朱加、鹿志村絵美、大和田智之
アシスタントプロデューサー:高栁桃子、飯塚彩、東真央
アソシエイトプロデューサー:中村英祥
アニメーションプロデューサー:三浦俊一郎、藤原和博
制作デスク:福田陽大
設定制作:貝賀美咲
アニメーション制作:SynergySP
製作:大正オトメ御伽話製作委員会