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『THE PROMISE/君への誓い』の感想

『THE PROMISE/君への誓い』
原題: The Promise
製作年:2016年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

テリー・ジョージ監督。

 

20世紀初頭に起きたオスマン帝国(現在のトルコ)によるアルメニア人虐殺を描いた映画。

プロデューサーたちは、MPAAのレイティングシステムでPG-13になるようファイナルカットを編集した。ティーンエイジャーや子どもを含む一般のお客さんが鑑賞できるように。そのためR指定相当のシーン(暴力描写)を削除した。

アルメニアアメリカ人の実業家だった故カーク・カーコリアンがエグゼクティブプロデューサー、彼の製作会社Survival Picturesが製作。製作費全額を出資した。

 

製作費9000万ドルに対して興行収入は1240万ドル。製作会社は、この映画の主な目的は虐殺があったことを多くの人に知ってもらうことだとしている。お金を稼ぐためではないと。

トルコ政府はアルメニア人虐殺を認めていない。トルコ政府は過ちを認めることを拒否している。トルコでは撮影できないため、ポルトガル、マルタ、スペインで撮影した。

製作費全額を個人の私財で賄ったのは、トルコ政府が映画製作会社に圧力をかけて製作を中止させるのを防ぐためらしい。資金調達ができなければ、製作を凍結せざるを得ない。

 

 

感想

歴史ドラマ映画。

当時の状況を調べて、美術や衣装など克明に再現されている。

 

良い映画。

 

 

キャスト

ミカエル・ボゴシアン:オスカー・アイザック
アナ・ケサリアン:シャルロット・ルボン
クリス・マイヤーズ:クリスチャン・ベール
神父:ダニエル・ヒメネス・カチョ
マルタ:ショーレ・アグダシュルー
ティーヴン:ラデ・シェルベッジア
マラル:アンジェラ・サラフィアン
エムレ・オーガン:マーワン・ケンザリ
メスロブ:イガル・ノール
フルネ提督:ジャン・レノ
ヘンリー・モーゲンソー:ジェームズ・クロムウェル
アベル・フォルク
アンドリュー・ターベット
アーミン・アミリ
ヴァルタン・ボゴシアン:ケヴォルク・マリキャン
ムスタファ:ヌーマン・アジャル
トム・ホランダー
マイケル・スタール=デヴィッド
オスマン・ソイカット

 

 

スタッフ

監督:テリー・ジョージ
脚本:テリー・ジョージ and ロビン・スウィコード
製作:エリック・エスライリアン、マイク・メダヴォイ、ウィリアム・ホーバーグ
製作総指揮:カーク・カーコリアン、ラルフ・ウィンター
音楽:ガブリエル・ヤレド
撮影監督:ハビエル・アギーレサロベ
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
製作会社:Survival Pictures, FilmNation Entertainment
配給:オープン・ロード・フィルムズ (米国)、ショウゲート/東映 (日本)