映画の後には紅茶とお菓子を

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『めまい』の感想

『めまい』
原題: Vertigo
製作年:1958年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

ビスタビジョン撮影。
テクニカラー撮影・現像。

 


ドリーズーム(dolly zoom)を最初に使った映画。

 

 

感想

室内の背景と俳優との調和に合成のような違和感を覚える。
「めまい」が題材だから、アルフレッド・ヒッチコック監督が意図的にやってそう。

 

タイトルシークエンスはジョン・ホイットニーとソール・バスによるアニメーション。

 

精神を病んだ主人公が見たサイケデリックな映像。

 

構図といい照明といい、撮影が美しい。絵画的。

 

最後、修道女さんは目の前で人が塔から落ちたのに冷静すぎ。怖い。
十字を切って、亡くなった人への鐘を鳴らしている場合か。

 

 

キャスト

スコッティ(ジョン・ファーガソン):ジェームズ・ステュアート;小川真司安原義人
マデリン・エルスター / ジュディ・バートン:キム・ノヴァク田島令子、藤本喜久子
ミッジ:バーバラ・ベル・ゲデス藤田淑子、坪井木の実
エルスター:トム・ヘルモア;小林清志村松康雄
検死官:ヘンリー・ジョーンズ;阪脩

 

テレビ版
その他声の出演:北村弘一池田勝、斉藤昌、大久保正信、柳沢紀男、京田尚子横尾まり
演出:小林守夫、翻訳:宇津木道子、効果:桜井俊哉/遠藤堯雄、調整:丹波晴道、制作:東北新社

BD版
その他声の出演:佐々木敏、巴菁子、佐々木梅治土師孝也稲垣隆史、島美弥子、西前忠久、村竹あおい
演出:中野洋志、翻訳:石原千麻、制作:ACクリエイト

 

 


スタッフ

監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:アレック・コペル & サミュエル・テイラー
原作:ボワロー=ナルスジャック(ピエール・ボワロー、トマ・ナルスジャック)
製作:アルフレッド・ヒッチコック
アソシエイトプロデューサー:ハーバート・コールマン
音楽:バーナード・ハーマン
撮影監督:ロバート・バークス
編集:ジョージ・トマシーニ
製作会社:Alfred J. Hitchcock Productions
配給:パラマウント映画 (現在はユニバーサル・ピクチャーズが配給権を所有)