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『ホワイト・ラブ -White Love-』の感想

『ホワイト・ラブ -White Love-』
製作年:1979年
製作国:日本

 

 

作品について

小谷承靖監督。

山口百恵三浦友和の主演映画10作目。ストーリー原案を一般公募し、中川美知子の原案が選ばれた。

スペインでロケーション撮影した、と。1979年当時に外国で映画撮影はあまりなかっただろうね。

 

 

感想

主人公は死んだと聞かされていた父親に会いにスペインへ行く。山野辺健の昔の恋人との過去。本筋はわかる。でもサイドストーリーになぜそれを描いた?というのがあった。上村忍や野川多恵子の性犯罪被害。事故で親を亡くした子ども。

アイドル映画として、こんな話(描写)に需要があったのか。理解できない。

配給収入8億6000万円。1979年の邦画配給収入ランキング第10位。

 

 

どこまでが原案者の考えた話で、どこからが監督やプロデューサーや脚本家が脚色した話なのか。

 

 

1970年代の日本とスペインの風景が記録されている、という価値はある。

 

 

一部の音楽と、選曲が変。エレクトリックギターの曲。

 

 

キャスト

上村忍:山口百恵
山野辺健:三浦友和
山下洋一郎:北村和夫
野川多恵子:范文雀
上村圭介:小林桂樹
上村りつ子:岩崎加根子
竹内典子:永島暎子
竹内真由美:藤丸由華
竹内信夫林ゆたか
ミッキー・安田:岩城滉一
柿沼女史:赤座美代子
貿易会社支社長:高橋昌也
梶山:田中邦衛
エレナ:ベルニース・ド・ヤング
スペイン人の女老教師:エリサ・ワトキンス
眼鏡CMディレクター:岸田森
ミニスクーターバイクCMディレクター:大林宣彦
古美術商の主人:藤木悠
ローラ:宮井えりな

 

 

スタッフ

監督:小谷承靖
脚本:藤田敏八、小林竜雄
原案:中川美知子
製作:堀威夫、笹井英男
音楽:広瀬健次郎
撮影:萩原憲治
編集:井上治
製作会社:東宝ホリプロ
配給:東宝

 

美術:坂口武玄
録音:福島信雅
照明:川島晴雄
助監督:中川好久
スチル:蒔田研一
製作プロダクション:ホリ企画制作
協力:カシオ計算機、スイス航空、イベリア航空