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『憂国のモリアーティ』第2話の感想

憂国のモリアーティ』第2話「緋色の瞳 第一幕」

 

 

作品について

分割2クールで、シリーズ構成が途中で交代する制作体制らしい。予定された交代は珍しい。

moriarty-anime.com

 

 

感想

列車のコンパートメントのショットが、Sir アーサー・コナン・ドイルの小説とシドニー・パジェットの挿絵や、John Hawkesworth開発(シリーズクリエイター)、Michael Cox製作(シリーズ前半)、June Wyndham Davies製作(シリーズ後半)、グラナダ・テレビジョン制作『シャーロック・ホームズの冒険』を思い起こさせる。カメラの右側(上手)にホームズが、左側(下手)にDr. ワトスンが座っていた。

 

アルバートがモリアーティ伯爵家の嫡男で、ウィリアムとルイスは孤児だったのか。

アルバートは貴族の中でも変わっている。アルバートの弟は父親の影響を受けている。弟は使用人を虐待。

モリアーティ伯爵は貴族の体面で孤児を引き取る。ベニエール公爵夫人*1にいい顔をしたいから。

モリアーティ伯爵がアルバートに(丸投げした)引き取る子どもを選ばせたおかげで、ウィリアムとルイスの兄弟がモリアーティ伯爵家に。ウィリアムの言葉に心を掴まれたアルバート

 

 

キャスト

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:斉藤壮馬石上静香(幼少期)
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:佐藤拓也
ルイス・ジェームズ・モリアーティ:小林千晃、東山奈央(幼少期)
セバスチャン・モラン:日野聡
フレッド・ポーロック:上村祐翔
シャーロック・ホームズ古川慎
ジョン・H・ワトソン:小野友樹
ナレーション:森田順平

 


第2話スタッフ

脚本:雑破業
絵コンテ:野村和也
演出:加藤大

作画監督:新野量太、永島明子、神谷美也子

 

 

シリーズスタッフ

原作:竹内良輔(構成)、三好輝(漫画)
監督:野村和也
シリーズ構成:雑破業(第1クール)、岸本卓(第2クール)
キャラクターデザイン・総作画監督:大久保徹
美術監督:谷岡善王
美術設定:成田偉保、天田俊貴
色彩設計:野田採芳子
メカニックデザイン常木志伸
プロップデザイン:澤田譲治
銃器デザイン:髙田晃
3D監督:熊倉ちあき
撮影監督:田中宏侍、髙橋文花
編集:植松淳一
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
音楽:橘麻美
音楽プロデューサー:川島麻衣
プロデューサー:大原由子、大山礼子、前田俊博、森廣扶美、栗田ひろ子、落合翔平
アニメーションプロデューサー:大平将史
アニメーション制作:Production I.G
製作:「憂国のモリアーティ」製作委員会(バンダイナムコアーツ、集英社MBSProduction I.G、YTE、BANDAI SPIRITS)

*1:「こうしゃく夫人殿下」と呼ばれていたから侯爵ではなく公爵だろう。