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『南部の反逆者』感想

『南部の反逆者』
原題:"Band of Angels"
製作年:1957年
製作国:アメリカ合衆国
公開日:1957年8月3日

 

 

作品について

ラオール・ウォルシュ監督。

ロバート・ペン・ウォーレンの小説『天使の群』が原作。

時代劇恋愛ドラマ映画。

 

 

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日本では配信もDVDもない。

アメリカでは Warner Home Video が2007年1月30日に発売した。

 

 

感想

大農園所有者のお嬢様が、お父さんの急死に乗じて起こったお家騒動で出生の秘密を聞かされ、奴隷として売り飛ばされた。

主人公は不幸ではあるが、ヘイミッシュに買われて以降はそんなに不幸という感じがない。

南北戦争と奴隷問題を背景にしている。

 

ヴィクター・フレミング監督『風と共に去りぬ』(1939)。監督が2度交代した作品としても知られている。ジョージ・キューカー監督、ヴィクター・フレミング監督、サム・ウッド監督の順番。

 

ハリウッドの大手映画会社は1990年代以降、膨大なライブラリーをHDリマスタリングしてきた。だからマイナー映画でも綺麗。フィルムグレインをちゃんと残している。

 

アイヴァン・ゴッフとベン・ロバーツは、『チャーリーズ・エンジェル』(1976-1981)のクリエイター・脚本家。

 

プロデューサーのクレジットがない。珍しい。

 

 

キャスト

ヘイミッシュ・ボンド - クラーク・ゲーブル(納谷悟朗)
アマンサ・スター(マンティ) - イヴォンヌ・デ・カーロ(小原乃梨子)
ラウル・ポンス・デ・リオン - シドニー・ポワチエ(田中信夫)
イーサン・シアーズ中尉 - エフレム・ジンバリスト・ジュニア(中田浩二)
セス・パートン大尉 - レックス・リーズン
チャールズ・デ・マリニー - パトリック・ノウルズ
キャナヴァン船長 - トリン・サッチャー
ミス・アイデル - アンドレア・キング
ミスター・キャロウェイ - レイ・ティー
ジミー - ラッセル・エヴァンズ
ミシェル - キャロル・ドレイク
ミスター・スチュアート - レイモンド・ベイリー
ドリー - トミー・ムーア

 

テレビ東京
初回放送1969年4月3日『木曜洋画劇場

 

 

スタッフ

監督:ラオール・ウォルシュ
脚本:ジョン・ツイスト and アイヴァン・ゴッフ and ベン・ロバーツ
原作:ロバート・ペン・ウォーレン
撮影監督:ルシアン・バラード
編集:フォルマー・ブラングステッド
音楽:マックス・スタイナー
製作会社:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

 

美術監督:Franz Bachelin
セットデコレーション:William Wallace
衣装デザイン:Marjorie Best

Assistant Directors: Russell Saunders (as Russ Saunders), Al Alleborn

Make-up Supervisor: Gordon Bau

Sound: Francis E. Stahl

Dialogue Supervisor: Lewis Smith