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『どうする家康』第1話感想

『どうする家康』第1話「どうする桶狭間

 

 

作品について

NHKの『大河ドラマ』第62作。原作なしのオリジナル脚本。

後に江戸幕府初代征夷大将軍となった徳川家康が主人公。室町時代後期から江戸時代初期にかけての物語。

 

www.nhk.or.jp

古沢良太さんが脚本。

加藤拓さんが演出統括。『八重の桜』のチーフ演出。『秀吉』(1996)、『功名が辻』(2006)の各話演出。『精霊の守り人』(2016)の制作統括、『精霊の守り人II 悲しき破壊神』(2017)の制作統括・演出。

村橋直樹さん、川上剛さん、小野見知さんが演出。

村橋直樹さんは『おんな城主 直虎』(2017)、『青天を衝け』(2021)の演出。『まれ』(2015)、『透明なゆりかご』(2018)の演出。

川上剛さんは『まれ』(2015)、『ひよっこ』(2017)の演出。『大河ドラマ』は初演出。

小野見知さんは『トクサツガガガ』(2019)、『ここは今から倫理です。』(2021)の演出。『大河ドラマ』は初演出。

磯智明さんが制作統括。『平清盛』(2012)の制作統括。『なつぞら』(2019)の制作統括。

村山峻平さんと川口俊介さんがプロデューサー。

村山峻平さんは『なつぞら』(2019)のプロデューサー・演出。

川口俊介さんは『鎌倉殿の13人』(2022)のプロデューサー。『なつぞら』(2019)のプロデューサー。

 

 

感想

古沢良太さんは現代劇の脚本しか書いておらず、歴史もの、時代劇の経験がない。だからどのレベルの『大河ドラマ』になるかは未知数。

古沢良太さんは田中亮監督『コンフィデンスマンJP 英雄編』(2022)が酷かった。だから、以前は『どうする家康』に期待していたが、今ではあまり期待していない。

films.hatenablog.com

プロデューサーやNHK上層部は、『リーガル・ハイ』『コンフィデンスマンJP』の脚本家を起用すれば話題になるだろう、見てもらえるだろう、という下心があったのでは。

 

徳川家康が辛い幼少期だったというのは最近では聞かないから逆に新鮮。

清らかな家康路線は近年では珍しい。古典的な家康像を採用したらしい。

この家康だと、年上女性、未亡人好きという点も大丈夫そう。

 

話を飛ばすね。もう桶狭間の戦い

今川義元は出落ち枠。

 

テーマ音楽はいつもとあまり変わり映えしない。尾高忠明さんが振っているのに。

作曲家の稲本響さんはピアニストでもあるから、ピアノを前面に出した劇伴が多い。あまり合っていない。

 

題名ロゴが、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラアラビア文字による水滴ロゴみたい。

 

 

キャスト

徳川家康松本潤(幼少期 / 竹千代:川口和空)
織田信長岡田准一
築山殿 / 瀬名:有村架純
豊臣秀吉ムロツヨシ
今川義元野村萬斎
武田信玄阿部寛
酒井忠次大森南朋
本多忠勝山田裕貴
榊原康政杉野遥亮
井伊直政:板垣李光人
鳥居元忠音尾琢真
大久保忠世小手伸也
平岩親吉:岡部大
鳥居忠吉イッセー尾形
於愛の方:広瀬アリス
服部半蔵 / 正成:山田孝之
石川数正松重豊
本多正信松山ケンイチ
夏目広次:甲本雅裕
本多忠真:波岡一喜
渡辺守綱木村昴
登与:猫背椿
大鼠:千葉哲也
女大鼠:松本まりか
徳川信康細田佳央太(幼少期:寺嶋眞秀)
お市北川景子(幼少期:上村結羽)
織田信秀藤岡弘、
柴田勝家:吉原光夫
山県 / 飯富昌景:橋本さとし
水野信元:寺島進
久松長家:リリー・フランキー
松平昌久:角田晃広
今川氏真溝端淳平
糸:志田未来
関口氏純:渡部篤郎
巴:真矢ミキ
たね:豊嶋花
お田鶴:関水渚
鵜殿長照:野間口徹
於大の方松嶋菜々子
登譽上人:里見浩太朗
明智光秀:酒向芳
佐久間信盛立川談春
浅井長政:大貫勇輔
穴山梅雪 / 信君:田辺誠一
空誓上人:市川右團次
千代:古川琴音
茶屋四郎次郎中村勘九郎
五徳:久保史緒里
亀姫:當真あみ
お葉:北香那
お万:松井玲奈
松平広忠:飯田基祐
おふう:天翔愛
おりん:天翔天音
武田勝頼:眞栄田郷敦
足利義昭古田新太

語り:寺島しのぶ

 

 

第1話スタッフ

脚本:古沢良太
演出:加藤拓

 

 

シリーズスタッフ

演出統括:加藤拓
演出:村橋直樹、川上剛、小野見知、野口雄大、田中諭
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明、村山峻平
プロデューサー:大橋守釜谷正一郎

音楽・ピアノ演奏:稲本響
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:尾高忠明

時代考証小和田哲男、平山優
風俗考証:佐多芳彦
芸能考証:友吉鶴心
人物デザイン監修:柘植伊佐夫

題字:GOO CHOKI PAR