作品について
大和和紀さんの漫画が原作。
2017年に初公演。2020年にキャストを交代して再演。これもCOVID-19の影響を受けた公演の1つ。
NHK BSプレミアムが2021年7月22日 24:45-27:25に放送。
感想
古橋一浩監督(前編)、城所聖明監督(後編)、古橋一浩脚本、日本アニメーション制作の映画二部作を観た。
はいからさんが通る 前編 (2017):おもしろい。紅緒のような人物像は懐かしい。環はもう一つの主題を担っている。忍の格好良い生き様。話の進行が新快速。前世紀の漫画のノリ。
— なお (@naotie) 2018年10月14日
古橋一浩監督脚本。大和和紀原作。大島ミチルさんの劇伴が素敵。秋山健太郎美術監督とスタジオパブロの背景美術が美しい。
劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜 (2017)
— なお (@naotie) 2019年8月14日
古橋一浩監督・脚本。大和和紀原作。
去年も観たけれど、やっぱりおもしろい。40年以上語り継がれる漫画だけのことはある。
前後編で原作全部を描くために展開が早い。
劇場版 はいからさんが通る 後編 〜花の東京大ロマン〜 (2018)
— なお (@naotie) 2019年8月25日
城所聖明監督。古橋一浩脚本。大和和紀原作。
おもしろかった。まさに波乱万丈。大団円で終わった。
よりコメディ・ギャグ演出が増えた。
あのタイミングで関東大震災を持ってくるとは思わなかった。
エレガの藤間仁さんが作曲・編曲で参加している。2011年から時折書いている。
おもしろい。
吉次さんの日舞が美しい。
印念中佐は少尉である忍より階級がずっと上だからね。上官を相手に、紅緒のために身体を張る。
シベリアに出兵することになった忍と紅緒のデュエットがいい。
環が可愛い。
忍とラリサの会話と、紅緒と冬星の教会での結婚式を、舞台の上下で同時に描く。舞台ならではの演出。
関東大震災も歌で表現。
「私が誰かに選ばれるのではなく、私が誰かを選ぶのよ」。環が格好良い。
鶏の衣装でラインダンス。
燕尾服でタンゴ。
キャスト
伊集院忍:柚香光
花村紅緒:華優希
青江冬星:瀬戸かずや
鬼島森吾:水美舞斗
伊集院伯爵:英真なおき
伊集院伯爵夫人:美穂圭子
リーダー:高翔みず希
花村政次郎:冴月瑠那
如月:鞠花ゆめ
卯月:航琉ひびき
弥生:美花梨乃
狸小路伯爵:舞月なぎさ
古美売太:和海しょう
ラリサ:華雅りりか
青江香月:羽立光来
ばあや:真鳳つぐみ
印念中佐:優波慧
花乃屋吉次:朝月希和
女教師:更紗那知
高屋敷要:永久輝せあ
青江須磨子:春妃うらら
ペラゴロ:紅羽真希
令嬢:雛リリカ
牛五郎:飛龍つかさ
有明:峰果とわ
ペラゴロ:澄月菜音
舞踏会の歌手:若草萌香
辺面岩男:帆純まひろ
令嬢:凛乃しづか
牧師:高峰潤
北小路環:音くり寿
原信子:糸月雪羽
藤枝蘭丸:聖乃あすか
田谷力三:泉まいら
愛相良雄:一之瀬航季
丸葉:翼杏寿
野路:希波らいと
スタッフ
原作:大和和紀
脚本・演出:小柳奈穂子
作曲・編曲:手島恭子
作曲・編曲・録音:藤間仁(Elements Garden)
録音音楽指揮:佐々田愛一郎
振付:御織ゆみ乃
振付:若央りさ
振付:AYAKO
殺陣:清家三彦
装置:稲生英介
衣装:加藤真実
照明:佐渡孝治
音響:秀島正一
小道具:市川ふみ
歌唱指導:彩華千鶴
演技指導:彩吹真央
三味線指導:今藤和歌由
特殊メイク:馮啓孝