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百合とアニメと映画の感想

『クルードさんちのはじめての冒険』の感想

『クルードさんちのはじめての冒険』
原題: The Croods
製作年:2013年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

クリス・サンダース監督。ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーションで長年アニメーターとして活躍、『ムーラン』の脚本を共同執筆、『リロ・アンド・スティッチ』で監督デビュー。ディズニーを離れ、ドリームワークス・アニメーションで『ヒックとドラゴン』シリーズを監督。

カーク・デミッコ監督はもともと脚本家で、書いた最初の脚本がワーナー・ブラザース・フィーチャー・アニメーション制作『魔法の剣 キャメロット』になった。3DCGアニメーション映画"Space Chimps"で監督デビュー。

 

原案のジョン・クリーズモンティ・パイソンの人。

今作はもともと"Crood Awakening"という仮題で、ドリームワークス・アニメーションと5作品の契約をしていたアードマン・アニメーションズ*1によるストップモーション・アニメーション映画の企画だった。
ジョン・クリーズとカーク・デミッコはロアルド・ダールの『アッホ夫婦』*2をもとに脚本を書いていたが、企画が実を結ぶことはなかった。
ドリームワークス・アニメーションはその脚本のコピーを入手、気に入ったので2人を雇って新作を書かせた。その時のアイディアが、慌てて走る2人の穴居人*3、発明家、ラッダイトなど。
アードマン・アニメーションズとの契約が終了したので、著作権ドリームワークス・アニメーションに移った。

クリス・サンダースが監督に決まったが、脚本の書き直しのため今作の制作が延期された。
クリス・サンダースは先に『ヒックとドラゴン』を監督。
その後カーク・デミッコが共同監督に加わり、制作を開始。

ちなみに、アードマン・アニメーションズ石器時代の物語を構想し続け、最終的に『アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜』を制作した。

 

この時期のドリームワークス・アニメーション作品は、20世紀フォックス日本法人の方針で、日本では劇場未公開、BDとDVDで初公開が多い。

今作の劇場配給は20世紀フォックスだけど、2016年コムキャストの子会社NBCユニバーサルがDWAを買収したため、2019年の『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』よりユニバーサル・ピクチャーズ配給となった。
だからテレビ放送用マスターは、冒頭のプロダクションロゴがユニバーサル・ピクチャーズに変更されている。

 

前日譚である、2D手描きアニメーションのテレビシリーズ"Dawn of the Croods"がNetflixで2015年12月より配信中。4シーズンで完結済み。

この映画の続編が、アメリカで今年12月23日に公開予定。

 

 

感想

おもしろい。

アドベンチャー・コメディ映画。

 

 

キャスト

グラグ・クルード - ニコラス・ケイジ(てらそままさき)
イープ・クルード - エマ・ストーン(朴璐美)
ガイ - ライアン・レイノルズ(小野大輔)
ウーガ・クルード - キャサリン・キーナー(さとうあい)
タンク・クルード - クラーク・デューク(佐藤せつじ)
グラン - クロリス・リーチマン(野沢雅子)
ベルト - クリス・サンダース(諸田和典)
サンディ・クルード - ランディ・トム(諸星すみれ)

 

 

スタッフ

監督:クリス・サンダース、カーク・デミッコ
脚本:クリス・サンダース&カーク・デミッコ
原案:ジョン・クリーズ&カーク・デミッコ&クリス・サンダース
製作:クリスティン・ベルソン、ジェーン・ハートウェル
音楽:アラン・シルヴェストリ
編集:ダレン・T・ホルムズ
製作会社:ドリームワークス・アニメーション
配給:20世紀フォックス

*1:ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』で知られるイギリスのアニメーション制作会社。

*2:柳瀬尚紀訳。田村隆一訳は『いじわる夫婦が消えちゃった!』。

*3:昔の言い方で言うところの原始人かな。