『86-エイティシックス-』第9話「さよなら」
感想
ジェームズ・キャメロン監督の『アビス』(1989)のNTI(non-terrestrial intelligence)や『ターミネーター2』(1991)のT-1000かな。
レーナは羊飼い(レイ)を倒せばいったん安全だと思っていたが、スピアヘッド戦隊の生き残り5人は前進する。
演出
レイが幼いシンに高い高いをしていた回想と、その手で弟を亡き者にする。
レーナの「敵部隊、撤退を開始しました」という言葉とともに、水たまりでもがく虫らしきものを見せる。
チョコレートを握り潰す、血液が飛び散る。
レーナがレイを引っ叩くショットと着弾するショットをつなぐ。
シン、ライデン、セオ、アンジュ、クレナの似顔絵とレーナの指の動きとカメラワークと。
焦るレーナが階段を飛ばし降りて、バランスを崩して地面に手をついて、地面からの反発力で体勢を立て直す。被っでいた制帽が落ちる。
レーナの視点ではスピアヘッド戦隊の5人を一切見せない。
5羽の渡り鳥が彼方に飛び去っていく。彼岸花が風を受けて花弁が飛ぶ。
レイがようやく楽になれた、シンが弔うシーンでエンディングテーマ「Avid」を。スピアヘッド戦隊との通信が途絶えるシーンから劇伴でそのままエンディングへ。
"No Signal"
キャスト
シンエイ・ノウゼン:千葉翔也
ヴラディレーナ・ミリーゼ:長谷川育美
ライデン・シュガ:山下誠一郎
セオト・リッカ:藤原夏海
アンジュ・エマ:早見沙織
クレナ・ククミラ:鈴代紗弓
カイエ・タニヤ:白石晴香
ダイヤ・イルマ:石谷春貴
ハルト・キーツ:山下大輝
クジョー・ニコ:村田太志
ルイ・キノ:植木慎英
チセ・オーセン:小野将夢
トーマ・ソービ:福原かつみ
トウザン・サシャ:坂泰斗
レッカ・リン:石上静香
ミクリ・カイロゥ:貫井柚佳
マイナ・ヤトミカ:風間万裕子
アンリエッタ・ペンローズ:杉山里穂
ジェローム・カールシュタール:三上哲
レフ・アルドレヒト:楠大典
ショーレイ・ノウゼン:古川慎
第9話スタッフ
脚本:永井千晶
絵コンテ:松本顕吾、伊藤智彦
演出:河原龍太
アクション監修:松本顕吾
作画監督:樋口香織(樋口香里の誤記)、五十子忍、成川多加志
作画監督補佐:波部崇、伊藤美奈
総作画監督:川上哲也、猪口美緒
動画検査:佐藤千春
色指定・検査:河野祥子
検査補佐:大塚実梨、植田友佳、山澤美紗紀
メインスタッフ
原作:安里アサト
原作イラスト:しらび
原作メカニックデザイン:I-Ⅳ
監督:石井俊匡
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン・総作画監督:川上哲也
サブキャラクターデザイン・総作画監督:猪口美緒
プロップデザイン:渡辺浩二、辻彩夏
メインアニメーター:笠原由博
アクション監修:柳隆太、松本顕吾
色彩設計:安部なぎさ
美術監督:野村正信、堀越由美
背景:美峰
CG監督:吉田裕行
CG制作:白組
撮影監督:岡﨑正春
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川仁
音響効果:小山恭正
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
音楽プロデューサー:山内真治
音楽制作:アニプレックス
チーフプロデューサー:三宅将典、高林初、野瀬和也
プロデューサー:中山信宏、清瀬貴央、都真由
アニメーションプロデューサー:藤井翔太
制作統括:柏田真一郎、加藤淳、清田穣二
制作デスク:町口漱汰
設定制作:田中めぐみ
制作:A-1 Pictures
製作:Project-86(ANIPLEX、KADOKAWA、BANDAI SPIRITS)