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『きょうのキラ君』の感想

きょうのキラ君
製作年:2017年
製作国:日本

 

 

作品について

みきもと凜の少女漫画が原作。

 

きょうのキラ君

きょうのキラ君

  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

感想

導入が『のだめカンタービレ』っぽい。
実際に川村泰祐監督は、実写版(2006)の監督の1人で、『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』(2010)で映画監督デビューした。フジテレビ公式サイトによると、第3話第5話第8話第10話の演出を担当。

 

飯豊まりえはロブ・レターマン監督『名探偵ピカチュウ』(2019)の吹き替えで、中川大志はヨアヒム・ローニング監督&エスペン・サンドベリ監督『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』(2017)とジェフ・ファウラー監督『ソニック ザ・ムービー』(2019)の吹き替えで知った。
2人とも宣伝目的芸能人枠としては悪くなかったので、まだいいけれど。配給会社、広告代理店、芸能事務所による下手くそ芸能人ゴリ押し吹き替えには腹が立つ。配給会社、広告代理店、芸能事務所は作品を汚し、制作者と作品ファンを踏みにじる。

 

「皆聞いてくれ。こいつ俺の彼女になったから。誰も触らないように」
少女漫画の男の子の台詞だね。教室の黒板の前で女の子を抱き寄せてクラスメイトに発表するとか。

 

ニノの「でも私だって焼きもちぐらい焼きますから」が可愛い。

 

少女漫画原作で「いやーよかった。俺ちょっとキラと兄弟になるの、あれだからさ」なんて言うとは思わなかった。「穴兄弟」という意味でしょ? 下品な言葉や描写がある作品ならこの台詞もわかるけれど、純愛が売りの作品で。

 

 

キャスト

吉良ゆいじ(キラ):中川大志
岡村ニノン(ニノ):飯豊まりえ
矢部和弘:葉山奨之
矢作澪:平祐奈
ニノの父親:安田顕
ニノの母親:三浦理恵子
キラの父親:岡田浩暉
英語教師:川上洋平([Alexandros])
家庭科教師:テット・ワダ
オカメ先生:高橋茂雄(サバンナ)

 

 

スタッフ

監督:川村泰祐
脚本:中川千英子
脚本協力:松田裕子
原作:みきもと凜きょうのキラ君』(講談社別冊フレンド』刊)
製作:岡田美穂、村田嘉邦、三宅容介、寺島ヨシキ、鈴木伸育、東城祐司
エグゼクティブプロデューサー:重松圭一
企画・プロデュース:中畠義之、木村元子
プロデューサー:大畑利久、布施等
撮影:金澤賢昌
編集:森下博
音楽:富貴晴美
制作プロダクション:メディアミックス・ジャパン
製作会社:『きょうのキラ君』製作委員会(関西テレビ放送博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、ポニーキャニオンエイベックス・ピクチャーズ講談社メディアミックス・ジャパン)
配給:ショウゲート

 

装飾:山森悠
照明:長谷川誠
録音:小松将人
音響効果:柴崎憲治
衣装:井出珠美
ヘアメイク:小出みさ
アソシエイトプロデューサー:宮城希
ラインプロデューサー:渡辺和昌
助監督:吉田和弘
制作担当:奥泰典
スクリプター:中田秀子
VFXスーパーバイザー:鹿角剛
映像:山下輝良

主題歌:[Alexandros]『今まで君が泣いた分取り戻そう』(UNIVERSAL J / RX-RECORDS)