映画の後には紅茶とお菓子を

百合とアニメと映画の感想

『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』感想

トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』
原題: Transformers: Dark of the Moon
製作年:2011年
製作国:アメリカ合衆国

 

 

作品について

マイケル・ベイ監督・エグゼクティブプロデューサー。

トランスフォーマー』シリーズ第3作。

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SFアクション・ディザスター映画。

 

 

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感想

何度観てもおもしろい。おバカ映画。

 

ハイウェイや街角でトランスフォーマーたちが疾走したり変身したり戦闘したりしているのを観ると、最早、実写映画ではなくフォトリアル3DCGアニメーション映画。人間要素が邪魔。人間はいらないでしょう。

でも人間主人公がいないと観てもらえない。実在の人間が演じる登場人物でないと、話に入り込めない、感情移入できないという人も多い。日本の場合、アニメ嫌いの人の中にはこのタイプもいるらしい。他の国でも同様の人が大勢いるだろう。

日本の映画とテレビドラマは、漫画原作が多い。中にはアニメ原作の実写作品もある。このような実写化は、アニメを観ない人、実写でないと観ない人にお金を落としてもらうためという側面もあるらしい。

アメリカでも、ウォルト・ディズニー・スタジオは過去のアニメーション映画の実写版をたくさん製作している。これは、2000年代から2010年代前半のウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作の実写映画は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ以外全滅だった(興行的に失敗した)という事情がある。ティム・バートン監督『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)、ロバート・ストロンバーグ監督『マレフィセント』(2014)、ケネス・ブラナー監督『シンデレラ』(2015)、ジョン・ファヴロー監督・製作『ジャングル・ブック』(2016)、ビル・コンドン監督『美女と野獣』(2017)などが大成功を収めているので、当分は元ネタが尽きるまで実写化するだろう。大ヒットした実写版の続編や前日譚、スピンオフも開発中、制作中だし。

マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)』(MCU)、『DCエクステンデッド・ユニバース(DC Extended Universe)』(DCEU)、『ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(Sony's Spider-Man Universe)』(SSU)(仮名称『ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(Sony Pictures Universe of Marvel Characters)』(SPUMC))もアメコミ原作。マーベル・コミックスやDCコミックスのようなメジャーなアメリカン・コミックス出版社ではなくても、アメコミ原作の実写映画は多い。

ブロックバスター映画の多くは、広義のanimationと言える。

 

 

キャスト

サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ、小松史法
オプティマス・プライム:ピーター・カレン、玄田哲章
バンブルビー
メガトロン:ヒューゴ・ウィーヴィング、中村浩太郎
ショックウェーブ:フランク・ウェルカー、斉藤次郎
センチネル・プライム:レナード・ニモイ勝部演之

カーリー・スペンサー:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー小林沙苗
シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ、チョー
ダッチ:アラン・テュディック、青山穣
ロン・ウィトウィッキー:ケヴィン・ダン後藤哲夫
ジュディ・ウィトウィッキー:ジュリー・ホワイト、野沢由香里
ディラン・グールド:パトリック・デンプシー、根本泰彦
ブルース・ブラゾス:ジョン・マルコヴィッチ金尾哲夫
ジェリー・ワン:ケン・チョン丸山壮史

ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル、矢崎文也
ロバート・エップス:タイリース・ギブソン、山野井仁
シャーロット・メアリング:フランシス・マクドーマンド定岡小百合
ヴォスコッド・ラドヌフ:ラヴィル・イスヨノフ、ふくまつ進紗
モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー、原康義
デミトリ:エリヤ・バスキン
ユーリィ:ユージン・アルパー
ハードコア・エディ:レスター・スペート、乃村健次

ニール・アームストロング:ドン・ジーンズ、宮内敦士
バズ・オルドリン:本人(回想シーン - コーリー・タッカー)、外谷勝由(回想シーン - 田坂浩樹)
ロバート・マクナマラ:ドリュー・ピルスバリー、谷昌樹
ジョン・F・ケネディ:ブレット・スタイムリー(声 - ジム・メスキメン)、宮本充
ビル・オライリー:本人、金子由之
リチャード・ニクソン:ジョン・トービン、有本欽隆
ウォルター・クロンカイト:本人、仲野裕

 

 

スタッフ

監督:マイケル・ベイ
脚本:アーレン・クルーガー
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、イアン・ブライス、トム・デサント、ドン・マーフィ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグマイケル・ベイ、ブライアン・ゴールドナー、マーク・ヴァーラディアン
共同プロデューサー:Kenny Bates, Allegra Clegg
アソシエイトプロデューサー:Matthew Cohan, Michael Kase
撮影監督:アミール・モクリ
編集:ロジャー・バートン、ウィリアム・ゴールデンバーグ、ジョエル・ネグロン
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
製作会社:パラマウント・ピクチャーズ、ドリームワークス・ピクチャーズ、ハズブロ・フィルムズ、ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ
配給:パラマウント映画