『カサブランカ』
原題: Casablanca
製作年:1942年
製作国:アメリカ合衆国
作品について
マイケル・カーティス監督。
Murray Burnett と Joan Alison の夫婦が書いた戯曲 "Everybody Comes to Rick's"*1 が原作。この戯曲は上演されることはなかったが、ワーナー・ブラザースのストーリー・アナリスト Stephen Karnot とストーリー・エディターのアイリーン・ダイアモンドが会社や製作部長 Hal B. Wallis に強く勧めた。上演されたことがない戯曲の映画化権に2万ドルを払うなど、当時ハリウッドではありえないことだった。
Warner Bros. 創業者の1人、Jack L. Warner がエグゼクティブプロデューサー。
日本での公開は戦後すぐの1946年6月20日。
感想
名作映画。
ジョージ・ガーシュウィン作曲の交響詩『パリのアメリカ人』はこういう感じなんだろうね。
ガーシュウィンの音楽にインスパイアされて、ヴィンセント・ミネリ監督のミュージカル映画『巴里のアメリカ人』(1951)が制作された。
キャスト
リック・ブレイン:ハンフリー・ボガート;久米明、津嘉山正種、有本欽隆、東地宏樹
イルザ・ラント:イングリッド・バーグマン;水城蘭子、塩田朋子、日野由利加、甲斐田裕子
ヴィクトル・ラズロ:ポール・ヘンリード;仁内建之、土師孝也、諸角憲一、森田順平
ルノー署長:クロード・レインズ;和田文夫、青野武、中博史、後藤哲夫
シュトラッサー少佐:コンラート・ファイト;杉田俊也、加藤精三、丸山壮史、金尾哲夫
サム:ドーリー・ウィルソン;松村彦次郎、稲葉実、奈良徹、竹田雅則
フェラーリ:シドニー・グリーンストリート; - 、藤本譲、原田晃、楠見尚己
ウーガーテ:ピーター・ローレ;永井一郎、牛山茂、鈴木貴征、ふくまつ進紗
カール:S・Z・サコール;神山卓三、緒方賢一、中村浩太郎、茶風林
サッシャ:レオニード・キンスキー; - 、斎藤志郎、飯島肇、 -
イヴォンヌ:マデリーン・ルボー; - 、日野由利加、小林美穂、うえだ星子
Berger:ジョン・クォーレン; - 、小室正幸
Col. Heinz - Strasser's Aide (uncredited):リチャード・ライエン; - 、星野充昭
ドイツ人バンカー:グレゴリー・ゲイ; - 、手塚秀彰
冒頭ナレーション:ルー・マーセル;大木民夫、津嘉山正種
テレビ東京版
その他:
渡辺美佐
緒方文興
浜田賢二
佐藤ゆうこ
彩木香里
PDDVD版
その他:恒松あゆみ
スター・チャンネル版
その他:
藤井啓輔
村治学
志賀麻登佳
多田野曜平
坂井恭子
駒谷昌男
木村雅史
高岡瓶々
土門敬子
板取政明
山本格
うさみともこ
NETテレビ版 - 1967年10月15日『日曜洋画劇場』21:00~23:00
制作:NETテレビ
テレビ東京版 - 2000年3月26日『20世紀名作シネマ』(※正規盤BD収録)
演出:小山悟
翻訳:入江敦子
調整:重光秀樹
効果:リレーション
プロデューサー:久保一郎、具嶋朋子(テレビ東京)
制作:テレビ東京、ケイエスエス
PDDVD版
演出:羽田野千賀子
翻訳:高橋有紀
調整:遠西勝三
録音:山田明寛
効果:恵比須弘和、赤澤勇二
プロデューサー:椿淳
制作:ミックエンターテイメント
スター・チャンネル版 - 2013年9月16日
制作:東北新社
スタッフ
監督:マイケル・カーティス
脚本:ジュリアス・J・エプスタイン and フィリップ・G・エプスタイン and ハワード・コッチ
原作:マレイ・バーネット and ジョアン・アリスン
製作:ハル・B・ウォリス
製作総指揮:ジャック・L・ワーナー
音楽:マックス・スタイナー
撮影監督:アーサー・エディソン
編集:オーウェン・マークス
製作会社:Warner Bros. – First National Pictures
配給:ワーナー・ブラザース映画 (米国)、セントラル映画社 (日本)
*1:『皆がリックの店にやってくる』