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『トリコロール 赤の愛』感想

トリコロール 赤の愛』
原題:"Trois Couleurs: Rouge"
ポーランド語題名:"Trzy kolory. Czerwony"
英語題名:"Three Colours: Red"
製作年:1994年
製作国:フランス、ポーランド、スイス
公開日:1994年5月16日(カンヌ国際映画祭)、1994年5月27日(ポーランド)、1994年8月31日(スイス)、1994年9月14日(フランス)

 

 

作品について

クシシュトフ・キェシロフスキ監督。

トリコロール』三部作の第3作。フランスの国旗「トリコロール」の3色が表わす「自由、平等、友愛」をモチーフにしている。

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ドラマ映画。

 

 

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DVDは廃盤。

 

 

感想

スイスが舞台。ヴァランティーヌはジュネーヴ大学の学生。

元裁判官が盗聴など違法行為をしている。現実でも、警察官、検察官、裁判官、刑務官の犯罪はたくさんある。

 

フランスの国旗「トリコロール」の赤色が表す「博愛」。

イギリス海峡を嵐が襲い、フェリーやヨットが転覆。大勢の死者が出た。生存者は主人公を含めた7人のみ。ディザスター映画ではないのに、酷い終わり方。

 

トリコロール 青の愛』(1993)のジュリーとオリヴィエ、『トリコロール 白の愛』(1994)のカロルとドミニクが脇役で登場する。

トリコロール』三部作は、それぞれに関連性はない。独立した物語。

 

 

キャスト

ヴァランティーヌ・デュソー - イレーヌ・ジャコブ
ジョゼフ・ケルヌ元判事 - ジャン=ルイ・トランティニャン
オーギュスト・ブルーナー - ジャン=ピエール・ロリ
カリン - Frédérique Feder
写真家 - サミュエル・ル・ビアン
獣医 - Marion Stalens
バーマン(バーテンダー - Teco Celio
レコード店経営者 - Bernard Escalon
隣人 - Jean Schlegel
女性 - Elzbieta Jasinska
カリンの友人 - Paul Vermeulen
劇場の警備員 - Jean-Marie Daunas
ドラッグの売人 - Roland Carey

声 - Marc Autheman
ジュリー・ヴィニョン(ジュリー・ド・クルシー) - ジュリエット・ビノシュ
ドミニク・ヴィダル - ジュリー・デルピー
オリヴィエ・ブノワ - ブノワ・レジャン
カロル・カロル - ズビグニェフ・ザマホフスキ

 

 

スタッフ

監督:クシシュトフ・キェシロフスキ(Krzysztof Kieślowski)
脚本:クシシュトフ・ピエシェヴィッチ(Krzysztof Piesiewicz), クシシュトフ・キェシロフスキ(Krzysztof Kieślowski)
製作:マラン・カルミッツ(Marin Karmitz)
製作総指揮:イヴォン・クレン(Yvon Crenn)
撮影監督:ピョートル・ソボチンスキー(Piotr Sobociński)
美術監督:Claude Lenoir
衣装:Corinne Jorry
編集:ジャック・ウィッタ(Jacques Witta)
録音:Jean-Claude Laureux, Brigitte Taillandier
調整:William Flageollet
音響効果:Jean-Pierre Lelong
音楽:ズビグニエフ・プレイスネル(Zbigniew Preisner)
助監督:Emmanuel Finkiel
製作会社:MK2 Productions, CED Productions, France 3 Cinéma, CAB Productions, Tor Film Production, Canal+, Eurimages, Télévision Suisse Romande (TSR)
配給:MK2 Diffusion

配給(日本):KUZUIエンタープライズ (1994年11月12日公開)、ビターズ・エンド (2003年3月8日公開)
http://www.formatmedia-kc.com/